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≪十年で到達した新領域≫

 紅葉の時期を迎え一氣に秋めいてきました。旭川では初雪の便りも。冬へまっしぐらです。今年やり残したこと、来年の予定など年末を迎えるに当たって皆さんの準備はいかがでしょうか。

私は、年内の脱稿を目指して『実践するドラッカー〔事業編〕』の執筆に取り組んでいます。

 秋は、出張が多い時期。移動の合間にもパソコンが離せなくなっています。居眠りをしているか原稿を書いているか。目が覚めるとキーボードを叩き、また目を閉じるという連続で周囲には奇異に映っていることでしょう。

 本当は、年内に出したかったのですが…ずれ込んでしまいました。これも時間管理の甘さゆえです(反省)。

 さて年末に押し迫ってですが、今年3クール目の『実践するドラッカー〔会計編〕』の開催が決定しました。ちなみにこのタイトルの出版は、まだ先の予定です。

 今年開催済み分から受講された方の声を拾ってみました。

◆良かったところ・印象に残っていること
・会計の数字では見えない経営に役立つ情報があるという考え方…。今まで考えたことがなかった。(40代女性・経理)
・税務会計ではなくバリューチェーン会計が重要であるということ。(50代男性・経営者)
・お金を記録するのが会計だと思っていたが、企業の活動からコストを分析する視点があることを学べたのが良かったです。(40代女性・経理)
・未来予測をしてワクワクする自分になれたこと。(40代男性・経営者)

◆勉強になった・参考になった部分
・マネジメント会計は未来に勇気を持てる。(50代女性・経営者)
・コストは圧縮するものと思っていました。これはただの「ケチ」。コストはかけるもの。いかに効率よくコストを使うかという視点。(50代男性・経営者)
・商品別に売上をたてること。業績をもたらす領域について考えさせられました。(30代女性・サービス)
・これを機会に「選択と集中」をするために、具体的な会計数字を以って判断する癖を付けたいと思います。(40代男性・経営者)

 今年始めてよかったなと思う活動の一つがこの講座です。未来に対してワクワクしたり、勇気がもてたりする会計といっていただけると嬉しいですね。

「マネジメント会計」という新領域。

 ドラッカーのマネジメントを学び、発信して約10年で到達した領域です。
 管理会計とも、もちろん制度会計(税務会計など)とも異なる領域は、会計はマネジメントの道具であるとの思想の下提唱しています。それはまたマネジメントは組織の道具であり、組織は社会の道具であるという構造の中にしっかりと位置づけられたものでもあります。
 第一回目の開講日は11月29日(火)です。未来にあかりを灯したい方、受講をお待ちしています。詳細はお電話(011-261-4471担当者:多地)、もしくは<札幌 Dサポート>で検索してください。お待ちしています。

ナレッジアドバイザー 佐藤 等

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