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《今日存在するものはすべて昨日の産物である》

札幌でも初雪があり、街は一気に冬の準備へ。今年の秋は短くなりそうです。
先日事務所のある道銀ビルの屋上(通常は閉鎖しています)に上がり、
法務会計プラザおよび同パートナーズ会のメンバーと全体写真を撮りました。
年賀状の準備です。そんな時期になってきました。

現在、法務会計プラザ全体のスタッフを合わせると100名を超えます。
10年前には半分程度だったはずです。
スタッフの顔ぶれは、この10年の成長の軌跡の一つでもあります。

私が法務会計プラザに合流した年、北海道拓殖銀行が破綻しました(1997年)。
来年で20年が経ちます。その直後、北海道は塗炭の苦しみを味わいました。
修復にはずいぶん時間がかかりました。

さて、対するこれからの10年、20年はこれまでとずいぶんと異なる時代になるのではないかと
考えています。日本は人口減少期に入り、高齢社会―介護先進国になりました。
労働人口の減少をAI(人工知能)がどのように補うか、はたまた移民を受け入れるのか、
マイナンバー導入による電子政府化進展や医療費削減、働き方改革の掛け声による
ストレスチェックの企業への導入など様々な施策の実施…などなど、
変化に次ぐ変化がすでに始まっています。

これらの状況に備えるために法務会計プラザでは一段の機能強化とスタッフ200名時代を
視野に入れたマネジメント体制の構築のための準備に着手しました。
地域の社会課題に応えられるよう私たちも深化と進化を積み重ねて参ります。
これからも地域の皆様とより良い社会を残すため力を尽くします。

来年は法務会計プラザ20周年の節目の年です。
年末にかけて20年の棚卸をしてみたいと思います。

P.F.ドラッカーの言葉
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今日存在するものはすべて昨日の産物である。==========================================

『創造する経営者』P.9

ナレッジアドバイザー 佐藤 等

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