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ナレッジメール便 【経営のヒント 142】

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◆ 経営のヒント~ドラッカーのナレッジ ◆      ◆◆◆
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◆◆◆                     ◆  ◆    ◆       第142号

第5「自己開発」、第3章「もう一つの経歴としての非営利組織」からの<今日の一言>です。対談形式で対談相手は、テレビ局のCEOで2つの非営利組織の創立者であるロバート・バフォード氏です。

<ドラッカーの一言>
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一つの組織で働く人々は、外部に関心をもち、人に会う
ことによって、自分の小さな世界に没入してしまうこと
のないようにすることが大切です。どんな世界も、
小さいものです。
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『非営利組織の経営』 1990年 ダイヤモンド社

ボランティアを含め同時に二つ以上の仕事に就く、あるいは第二の人生で仕事に就くという事態に直面することがあります。いずれも狭い自分だけのビジネス領域からの脱却を意味しています。このような機会に恵まれる人は幸せです。しかしこのような立場の人は、必ずしも多くないのも事実です。
一つの組織で働く人は、勢い組織の内部に視線が行きがちになります。
その結果できあがるのが「小さな世界」です。ここはある意味平和です。
お客様をめぐる競争も、クレームもあまりありません。

ところがこの「小さな世界」は、いつか必ず消滅の危機に瀕します。それは変革を忘れたためです。改善では不十分です。個人にも組織にも、必要なときに「変革の機会」が訪れています。その機会をつかめない人もいます。
それは自分の小さな世界に没入している人です。視野が狭い、視点が低い、自分の視座がない、こういった症状を示します。処方箋は、外に出て人に会うこと。良書からの情報に出会うこと。異文化に触れること・・などなどです。
まず自分は小さな世界にいると思うこと、そして努力して外部に関心を示すこと、最後に出会いのための行動をとることです。そうすれば「変革の機会」をつかむことができるはずです。
ドラッカー博士は言います「外部に起点を置け(中略)そうすれば、同じ道具を使っても、違った建物を築き上げることができる」と。

佐藤 等

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