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ナレッジメール便 【経営のヒント 197】

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◆ 経営のヒント~ドラッカーのナレッジ ◆      ◆◆◆
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◆◆◆                     ◆  ◆    ◆       第197号

『断絶の時代』も最終章を迎えました。
今日は、第4部「知識の時代」、第15章は「問われる知識」です。
今日の一言です。

<ドラッカーの一言>
!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!
われわれは、研究がもたらすものは、知識そのものではなく
情報にすぎないことを知る必要がある。したがって情報を成果に
結びつけることを知らなければならない。情報は成果に結び
ついたとき初めて知識となる。
!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!
エターナル版『断絶の時代』1969年 ダイヤモンド社より

第4部は、大学における知識に重きが置かれて書かれています。
大学の目的は、教育と研究といわれますが、今日の一言は、その「研究」についてのものです。
現在はもとより、当時も大学には、第三の機能として蓄積した知識をもとに社会に貢献することを求められています。産学連携、大学発ベンチャーなどはその動きの一環です。今日の言葉は、このことに関係しています。
研究のための研究だけでなく、成果のための研究が必要だということです。
ドラッカー教授は、あえて研究のための研究を単なる情報と呼び、成果に結びつく情報を知識といいました。

このことは、私たちにもいえることです。本を読んで知識を得たと思っていてはならないという戒めです。成果に結びつけてナンボだということです。
それゆえ私たちは、本の中にあるような情報を得るとともに成果をあげる技術を身につけなければならないのです。
情報は行動を通して成果に変わり、このとき初めて知識と呼ぶことができるわけです。
現代はインターネットの時代です。粗悪な情報も含めて膨大な情報が手に入ります。
情報を成果に結び付けるには、情報を選ぶ目も必要です。
情報量よりも質を問う時代です。
成果をあげるには、さらにハードルが高くなっています。
いずれにしても知識が価値を生む時代に入っておよそ40年。
今一度、必要な知識は何かを問い直したいものです。

佐藤 等

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