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ナレッジメール便 【経営のヒント 279】

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◆ 経営のヒント~ドラッカーのナレッジ ◆      ◆◆◆
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◆◆◆                     ◆  ◆    ◆       第279号

今日は第30章「マネジメントとは何か」からです。今日の一言です。

<ドラッカーの一言>
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スペシャリストにはマネジメントの人間(manager)が必要である
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『マネジメント<中>』p.19 1973年 ダイヤモンド社

今一度、今日の一言を見てください。Managerと原文を付させてもらいました。
訳はマネジメントの人間となっており、章のタイトルもマネジメントとありますが原文はManagerです。Managerをマネジメントと訳したのには理由があります。
日本語でマネージャーといえば野球部の女子マネージャーなどを想起させられます。
このような誤解を回避するための対応です。

しかしこの度、少し状況が変わりました。皆さんご存知の「もしドラ」、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』という長いタイトルの本が127万部を売り上げました。マネージャーがマネジャーの一種であることが周知の事実となりつつあります。メガヒットがこれまでの常識を変えつつあるのです。

マネジャーは、スペシャリストを使いこなす人材です。
「もしドラ」の程高(著書に出てくる高校名)でマネージャーをしていた川島みなみは、投手、野手といったスペシャリストばかりでなく、監督の強みまでも引き出し、それぞれに大活躍させます。

マネジャーはスペシャリストの上司ではないとドラッカー教授は明言します。
それはガイドであり、マーケティング・エージェントであると。「もしドラ」の中でマネ-ジャーのみなみは、監督や部員一人ひとりの直面している現実、持っている価値観、抱いている欲求を聞き出します。
まさにマーケティング・エージェントそのものです。

本書『マネジメント』の中巻は、マネジャーの仕事を中心に展開されます。
マネジャーが現場を動かし、成果をあげる中核を担っていきます。これに対してトップ・マネジメントは、組織の方向性を決め、打ち出します。長期と短期の役割の違い、仕事の範囲の違いを理解するとともに、社長から主任までがマネジャーという言葉でくくられるからには、共通点も多数あります。
今後これらを明らかにしていきます。

佐藤 等

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