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ナレッジメール便 【経営のヒント 332】

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◆ 経営のヒント~ドラッカーのナレッジ ◆      ◆◆◆
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◆◆◆                     ◆  ◆    ◆       第332号

今日も『マネジメント』<中巻>、「組織の基本単位」第42章から
お伝えします。

<ドラッカーの一言>
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組織の基幹活動を明らかにするものは、
これら3つの問いである。
!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆
『マネジメント<中>』 p.214 1973年 ダイヤモンド社

前回は、「成果をあげるうえで必要な活動」をテーマにしました。
そして、その前提として「われわれの成果は何か」を問うことが
重要であることを指摘しました。

今日は、「成果をあげるうえで必要な活動」=基幹活動を具体的に
明らかにする方法についてお話します。ドラッカー教授は、その方法
として3つの問いを用紙しました。

①「組織の目的を達成するには、いかなる分野において卓越性が必要か」
②「いかなる分野において成果があがらないとき深刻な打撃となるか」、
「いかなる分野に弱みがあるか」
③「わが社にとって重要な価値は何か」

ドラッカー教授は、「事業とは知識という資源を経済価値に転換する
プロセスである」といいました。①は、知識とりわけ強みに関わる知識を
問うものです。強みの上に強みを重ねて卓越性が生まれます。
卓越性を源泉として、経済価値が生まれます。③の重要な価値は、
その経済価値、つまりは顧客が価値と感じるものを問うものです。
入り口と出口を問うているわけです。これに関わる活動が基幹活動です。

②は、①の逆で弱みを問うています。また②のもう一つの問いは、
「成果をあげるうえで必要な活動」の「成果は何か」に関わる逆質問です。
つまり前回の「われわれの成果は何か」と同じで、基幹活動の前提と
なるものです。

お金や時間や人手をかけている、もしくはかかっている活動と基幹活動は、
異なることがあります。この状態を生産性が低いといいます。
生産性向上には、3つの問いを用いて基幹活動を明らかにすることが
欠かせません。わが社の基幹活動は何かを一度問うてみましょう。

佐藤 等

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