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ナレッジメール便【経営のヒント 502】

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◆   ◆ 経営のヒント~ドラッカーのナレッジ ◆◆           ◆◆◆
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◆◆◆                         ◆   ◆         ◆    第502号

今月は仕事のマネジメントについてお伝えしています。

<ドラッカーの一言>

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仕事を生産的なものにするには、仕事が客観的な
存在であり、スキルや知識は、仕事側ではなく
労働側の問題であることを認識しておかなけれ
ばならない。

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『実践するドラッカー〔チーム編〕』p.140
『マネジメント〈上〉』p.251

仕事自体を生産的なものにすることについては、前回も触れました。
しかしどれだけ強調しても強調しすぎることがないのが
「仕事を生産的なものにする」という考え方です。

仕事は客観的なもの、
つまり誰が行うかによらず、必要な作業と有効な手順があるということです。

具体的に作業を明らかにするということは、事前に準備することができるということです。
これが仕事の設計という考え方です。
すでに仕事が何らかの結果を生み出しているということは、
その構成要素である作業が行われていることを意味します。
しかし多くの場合、いわゆる「見える化」されていないのが現状ではないでしょうか。

仕事を作業に分解することで、その作業に必要なスキルや知識が明らかになります。
一定以上のスキルや知識がなければ、その作業は任せられないということになります。

ここではじめて働く人の問題が出てきます。
仕事や作業が明かになって、必要なスキルや知識が決まります。

一般的に「仕事ができない」とは、
仕事を構成する作業を行うのに十分なスキルや知識がないことを意味します。
いわゆる「仕事ができない」状態とは、
仕事を構成するどこかの作業でつまずいているということです。

仕事のマネジメントは組織が行うべきものです。
もちろん実際は現場の仕事や作業を行う人が分析を行うことになるでしょう。
しかしそれはセルフ・マネジメントの問題ではなく、組織のマネジメントの問題です。

どこの作業段階でつまずくのかが明らかになれば、
具体的にスキルや知識の向上をはかることができます。
つまずきの元を見出してあげるのはマネジャーの役割です。

さらにスキルや知識の向上に役立つアドバイスをすることが求められます。
そのためにも仕事の分析をはじめとする仕事のマネジメントは不可欠です。

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<実践のための問い>

ある人にしかできない仕事、つまり設計のされていない仕事を3つ挙げてください。

佐藤 等

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