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マネジメントとは「ものの考え方」である(4)~(7)【経営のヒント 669】2021.08.16

最も重要なこととして、組織にとって成果は常に組織の外にある。
『経営の真髄』<上>p.55

前回、マネジメントの本質は「ものの考え方」にあることを指摘しました。ドラッカー教授は、7つの「ものの考え方」を示しました。今回は、(4)~(7)を説明します。

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マネジメントとは「ものの考え方」である(1)~(3)【経営のヒント 668】2021.08.06

マネジメントとは、何にもましてものの考え方であることを教えている。
『経営の真髄』<上>p.53

マネジメントとは、手法や分析道具のセットではありません。もちろん道具という側面はありますが、本質は「ものの考え方」にあります。ドラッカー教授は、7つの「ものの考え方」を示しました。
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知識の生産性をあげる時代【経営のヒント 667】2021.07.26

マネジメントの革新は、すべて知識を仕事に適用することから生まれた。すなわち、システムと情報が当て推量や体力や汗の代わりとなった。
『経営の真髄』<上>p.48

第一次世界大戦が勃発したころ、マネジメントの出現に初めて気づいた人たちがいました。そう今から100年前、マネジメントの存在はまだ人々に知られる存在ではなかったのです。
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人々が成果をあげられるようにすること【経営のヒント 666】2021.07.15

マネジメントの役割自体は変わっていない。それは、共通の目的、共通の価値観、適切な組織、訓練と自己啓発によって、人々がともに成果をあげられるようにすることである。
『経営の真髄』<上>p.44

マネジメントの役割は、組織がミッションを果たすために、顧客に適切な製品やサービスを提供することです。そしてもう一つ。それは人々が成果をあげられるようにすることです。
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マネジメントの修得【経営のヒント 665】2021.07.05

今日にいたってなお、マネジメントの地位にある者自身がマネジメントのもたらしたものの意味を理解していない。自分がどのような文体で話しているかを知らない、モリエールの戯曲『町人貴族』に登場するジョルダン氏と同じである。彼らは自分がマネジメントしていること、あるいは間違ってマネジメントをしていることに気づいていない。
『経営の真髄』<上>p.43

17世紀にルイ14世の宮廷で初演された『町人貴族』は、貴族になりたい愚かな金持ちの町人を主人公とした戯曲です。主人公のジョルダンは、貴族の服を着たり、教師から貴族が身につけている音楽や武術を学ぼうとしたりしますが、貴族になれるものではありません。その成就されない願望によって引き起こされる滑稽な言動を演じ、人々を笑わせます。続きを見る…

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