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≪夢の打ち上げ≫

 GWはいかがお過ごしでしたか。我が家は当日思い立ち即行動、オートキャンプに行ってきました。いつも家族五人で動いていたのですが、今回は高校生の長男は不参加。家で一人で過ごしていました。チョッピリ寂しく感じましたが、弟妹二人は何処吹く風です。

そんな単独行動が増えている長男を今年1月に赤平に連れ出しました。行き先は、㈱植松電機さん。ご存知でしょうか。お会いしたのは専務の植松努氏。㈱カムイスペースワークスの代表者でもあります。この会社、宇宙をビジネスフィールドに大躍進している会社です。

 この会社の事業目的は壮大です。「会社設立の目的:北海道発宇宙産業の創造に寄与することにより、宇宙開発の夢を北海道民全体で共有できる財産とし、同時に地域社会に支えられた新しい宇宙開発の姿を我が国に実現する」とHPにあります。実際、道産子衛星第一号を打ち上げたり、小型ロケットの打ち上げ実験を繰り返したりと新聞紙面などを賑わしています。その1月の見学会ですが、理系志望の我が長男は二つ返事で参加。植松さんのお話、「思い描く事ができれば、それは実現できる」は圧巻です。私自身、昨年11月・今年1月・4月と聞いておりますが何度聞いても感動を覚えます。息子は次回も、と期待感たっぷりです。子供に「何になりたいのか」と聞いてはいけない。「夢は何?」と聞いて欲しいと。氏の講演の中でのメッセージです。職業と夢は、無関係。夢を諦めなければならないのは、大人の責任だといいます。ご自身、夢を追い続け、諦めなければ夢は達成できることを実践しています。1月は講演の後、ミニロケットを制作し無重力実験施設でカプセルの50m落下実験の見学、ロケットエンジンの噴射実験の見学、そしてクライマックスは自作ミニロケットの打ち上げ。異次元体験満載です。高度100mに上がり、パラシュートで落下してきます。子供にとっては勿論、大人にとっても異次元の体験はテンションが上がります。

 学びの場として皆さんに参加を頂いているナレッジプラザでは、子供に夢の意味を伝えることを目的に8月7日に小樽朝里で講演会&ロケット制作と打ち上げイベントを行います。その後、植松さんを囲んでの食事会で懇親を深めたいと思います。夏休み企画ですが、大人も楽しめるイベントです。ご興味のある方は、当事務所の多地(011-261-7411)までご連絡下さい。夢の素晴らしさを体感できる一日にしたいと思います。2008.5.12

ナレッジアドバイザー 佐藤 等

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