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ナレッジプラザコラム≪年末総点検~廃棄と集中~≫

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≪年末総点検~廃棄と集中~≫

 外は雪模様。もう根雪(道外のお客様のために-根雪=来春まで解けない雪のこと)ですね。今年も残すところ3週間を切ってしまいました。例年は、12月・1月は出張等を含め対外的行事は縮小し、振り返りと計画に日程を当てています。しかし、今回はいつも通りに行きそうにありません。結構出張や講演が入っています。

 年始には、教育関係者からドラッカーの講演依頼があり、少しお話をさせていただきます。偶然ですが今年のドラッカー学会のエッセイコンテストの最優秀者は、大阪の教頭先生でした。マネジメントを教育現場に持ち込んだ臨場感ある体験が描かれています。

 ドラッカー教授の強みを生かせという教訓を生かせず、子供達に対して弱み補強アプローチをとりがちなこと、管理職としても同様なことなどが綴られていますが、教育現場だけでなく、日本の職場にありがちな傾向です。

 そんな中であって「真摯さ」という言葉に出会ったそうです。忘れかけていたひたむきさを思い出しながら、少しずつ自信をとり戻していく様が手に取るようにわかります。

 ドラッカーのマネジメントを様々な現場で実際に使うにはどうしたらいいのかという課題解決が私のミッションとなり約10年が経過しました。『実践するドラッカー』はそのための道具に過ぎません。小著を使いこなす1DAYセミナーもその手段に過ぎません。目的は多くの人が成果をあげることです。それぞれに、それぞれの手に入れたいものがあるはずです。それを手に入れるための最短コースがマネジメントを駆使することです。

 環境の激変により、企業経営は厳しさを増しています。そんなときは基本に返ることしかありません。基本を身に付けているかどうかの差がこの数年で決定的になります。

 環境激変期には、徹底した廃棄と集中が不可欠です。企業行動も経営幹部の行動も社員の行動も、一つひとつ見直す時です。どんな活動をやめ、どんな活動を増やすか。これが基本形です。成果の出ていない活動をやめ、成果の出ている活動を増やす。何か新しいことを行なうよりも成功確率が高まります。

 同じように見える活動も良く見ると質が違います。成果が出ないときは量ではなく質を変えてみたらいかがでしょうか。年末は総点検の時でもあります。出来ることはすべてやる。やめることリスト、新たにやることリスト、減らすことリスト、増やすことリスト。是非、年末の宿題にしてください。

ナレッジアドバイザー 佐藤 等

 

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