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≪「強み」を活かした組織づくり・人づくり≫

 連日、真夏日を記録している毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。

 今回は「組織が変わった」という経験談を一つ。私たちの事務所で先ごろ上半期の人事評価を行いました。ここで驚いたことが!継続して測定してきた「理想のスタッフ」15項目の評点が大幅にアップ!すみません事前説明が必要ですね。

 「理想のスタッフ」は3年前にスタッフ自らが「こんなスタッフになったら素晴らしい」という項目をピックアップしたものです。5本の柱に各3項目、計15の評価項目で成り立っています。

 ちなみに5本の柱は
 ①高い意識 ②自己研鑽 ③信頼と信用 ④チームワーク ⑤貢献意欲
 からなっています。これらの項目について年2回、自己評価とその他全員の評価(第三者評価)をそれぞれ行います。今回の驚きは、チーム全体の第三者評価(自己評価を除く)の平均点がほとんどの項目で5点満点中4以上だったことです。それぞれの項目が約1ポイント程度、急上昇しています。確かに最近事務所内の「雰囲気がずいぶん変わったなあ」と思っていたのですが、数値にしてみると一目瞭然です。

 上半期の個人面談の際にこのことに触れ、理由を聞いてみたのですがどれも今ひとつこれだという確証を得られないままいたのですが、スタッフの笹子が答えを言い当てました。「強みに注目したからです。」納得です!彼女の強みは「分析思考」。しっかり答えを持っていました。いつも「お互いに強みを知ると優しくなる」と言っていた私は、そのことにすっかり麻痺していました。そのとおりだと思いました。評価が「甘くなる」のとは意味が違います。実態と実感を伴った変化です。それは、「強み革命」といえるほどのインパクトです。

「強み」を活かした組織づくり・人づくり。お奨めです。

ご興味のある方は、当事務所の担当者もしくは清水までお問い合わせ下さい。

ナレッジアドバイザー 佐藤 等

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