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《新年を迎えて》

新年あけましておめでとうございます。
昨年末、札幌は12月で90センチを超える積雪があり、50年ぶりの記録だそうです。
排雪が追い付かず渋滞が発生していました。
今年はどれだけ降るものか…戦々恐々です。

新しい年の激動を予感させることが昨年すでに起こっています。
イギリスのEU離脱とトランプ大統領の誕生です。

これらにより戦後、一貫して歩んできた自由化への道に異変が生じるかもしれません。
東西冷戦と言われた時代からの米ソの関係に変化が現れるかもしれません。
台湾問題、南沙諸島問題を新大統領はどのように利用する気でしょうか。

グローバル化という名の行き過ぎた越境マネーの問題、難民問題同様やっかいな課題です。
欧米の伝統的価値観である平等の希求の先に合った貧困の問題。
わが国にも貧困は波及しています。

わが国特有の問題としての労働人口の減少。
高騰する医療費。農家の後継者難による自給率のさらなる低下…。

問題ばかりと思われるかもしれませんが、これらは大きな変化ととらえなければなりません。
すでに起こった現実もありますし、これから起こる新しい現実もあります。
要は、大きな変化は大きな機会になるということです。

技術に目を移せば、IoTやAIに関するニュースが毎日のように新聞等の記事になります。
たとえばAI(人工知能)は遠い未来の技術のように見えるかもしれませんが、すでに私たちの
生活の中に生かされています。クラウド系の会計処理ソフトにも導入が始まっています。
アメリカでは弁護士の必須道具となっています。

このような時期には虎視眈々と機会を狙うという姿勢が重要です。
激変の時代を楽しみたいと思います。さてトランプ新大統領は何を語るのか。楽しみです。

P.F.ドラッカーの言葉
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すでに起こりつつあることをふまえて、
いまマネジメントたるものは何をすべきか。==========================================

『ネクスト・ソサェティ』P.9

ナレッジアドバイザー 佐藤 等

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