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ナレッジメール便 【経営のヒント 331】

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◆ 経営のヒント~ドラッカーのナレッジ ◆      ◆◆◆
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◆◆◆                     ◆  ◆    ◆       第331号

今日から『マネジメント』<中巻>、「組織の基本単位」第42章から
お伝えします。

<ドラッカーの一言>
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組織の構造は、求める成果から始めなければならない。
!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆
『マネジメント<中>』 p.212 1973年 ダイヤモンド社

組織には、「基本単位」があるといいます。それが本章のテーマです。
4つの視点で検討する必要があるとドラッカー教授は指摘します。
①何を組織の基本単位とするか
②何と何を一緒にするか。何と何を分離するか
③いかなる大きさと形にするか
④いかなる位置づけを行い、いかなる関係をもたせるか

④の位置づけと関係については、第43章で取り扱います。
それ以外の①~③は、同じ事を角度を変えて検討する必要がある
ことを教えています。「組織の基本単位」を知るための典型的な
方法は、「成果をあげるうえで必要な活動」のすべてを分析する
ことだといいます。

「成果をあげるうえで必要な活動」、当たり前の言葉なのですが、
いざ具体的にと言われるとチョット困ります。でも考えてみれば、
「成果をあげるうえで不必要な活動」を行うのはもっと困りものです。
つまり成果をあげるうえで必要な活動を特定しておかなければ、
暗中模索ということになります。つまり仕事の生産性改善など
夢のまた夢です。

ではあなたの組織の成果は何でしょうか。ドラッカー教授は、
有名な5つの質問の2つめとして「われわれの成果は何か」を
あげています。成果が定義できなければ、「成果をあげるうえで
必要な活動」を知ることはできません。したがって先ず成果を問う
必要があります。それゆえ「組織の構造は、求める成果によって
大きく変わってくる」のです。先ず成果から始めよという今日の
一言に合点がいきます。

言うまでもありませんが、5つの質問の第一問は、「われわれの
ミッションは何か」です。成果の前に問われるべきものであることを
確認しておきたいと思います。使命―成果―目標がマネジメントの
センターライン。この強化が欠かせません。

佐藤 等

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