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≪15年の月日≫

 厳しい残暑もやっと終わりそうです。一気に気温が下がり、短い秋になるのでしょうか。それにしても、電力不足はどうなったのでしょうか。毎日の電力予報の「やや厳しい」が数日あったような、無かったような…。今のところ冬も大丈夫そうですが…とにかく心配です。

 あらためてご案内を差し上げますが、今年は周年事業が重なります。法務会計プラザ15周年、ナレッジプラザ10周年です。 私たちの事務所が法務プラザに合流し改名して、15年が経ちます。当時私は、36歳でした。あっという間に15年が経ち、この間事務所スタッフも10名を超えました。

 一九九七年は、消費税が3%から5%に引き上げられた年です。今年、10%に引き上げられる法案が可決し、機縁を感じます。 また、この年の11月には、北海道拓殖銀行が経営破たんしました。

 その朝は、日本のサッカーチームがワールドカップ進出を決めた翌朝でした。朝事務所に来てみると当時の拓銀本店周辺に人が溢れ異様な状況を呈していました。その後、破綻の報に触れ、本店に足を踏み入れると大学の同期が青顔をして降りてきたのを、今でも鮮明に記憶しています。

 その後、北海道は、出口の見えない長いトンネルに入り込みました。それから15年。北海道はリーマンショック以上の衝撃を受け止め、ここまで進んできました。名門企業が姿を消し、21世紀を迎えました。

 その間、感じたことはどんなに経済が混乱しようとも市民生活は残るということです。なすべき事を成し、日々の仕事に精励すること以外に道はないと感じています。失われた何年になろうとも、日本国民の勤勉さが、難局を切り拓くと確信しています。

 悲劇の中、日本国民の素晴らしさを思い起こさせてくれたのは、一昨年の未曾有の大震災における世界の賞賛を浴びた姿勢と行動です。消えてなくなったと思っていた残り火を目にし、私たち国民も胸を熱くしたことは記憶に新しいところです。

 これ以外にも15年間、様々なことがありました。これまでを振り返りつつ、未来に歩を進めることをテーマに、11月20日には、周年記念セミナーを 14時から行ないます。沢山の方とともに時間を過ごしたいと思っております。

ご案内の際には、是非ともご参加の意志を表明いただければ幸いです。職員一同、お待ち申し上げております。

ナレッジアドバイザー 佐藤 等

 

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