MANAGEMENT HINT
MBOこそ、自由たるべき働く人たちの哲学たるべきものである。
『経営の真髄』<下>p.54
MBO(自己目標管理)が人を自由な存在として行動させるとドラッカーはいいます。
組織が自己目標管理の用い方を誤ると拘束衣になりかねません。不自由になるということです。元々MBOは一人ひとりの成長のための道具です。もしかしたら、スタートから誤解されているかもしれません。続きを見る…
MBOによるマネジメントこそ、共通の利益を全員の目標に代えることのできるものである。
『経営の真髄』<下>p.53
組織が求めるものは、個の強みと責任を全開にすることです。そのためには、全員のビジョンと活動を共通の目的、すなわち組織の使命に向けて方向づけることです。続きを見る…
MBOのよるマネジメントは自己規律を要求する。自分に高い要求を課すことを強いる。
『経営の真髄』<下>p.52
ドラッカーは大胆な前提を掲げました。「MBOは、人というものが、責任、貢献、自己実現を欲する存在である」
もう一つの前提は、「人というものが、ほぼ期待されたとおりに行動することを知っている」というものです。続きを見る…
MBOの最大の利点は、自分の仕事ぶりを自分でマネジメントすることにある。
『経営の真髄』<下>p.51
MBO、自己目標管理の本来の目的は自分で自分の仕事ぶりを評価するところにあります。自己目標管理は、組織やチームという場において仕事をとおして自己成長するためにあります。続きを見る…
相互理解は、上へのコミュニケーションによって得られる。上司が耳を傾ける姿勢と部下の声が伝わる仕組みを必要とする。
『経営の真髄』<下>p.50
ドラッカーは、相互理解のための方法としてマネジメント・レターを紹介しました。レターの内容は、おおよそ以下のとおり、続きを見る…