MANAGEMENT HINT
上司との関係、部下との関係のいずれもが双方向である必要がある。
『経営の真髄』<下>p.23
そのマネジャーにも上司がいて、もちろん部下もいる。このことを前提に考えます。第一に、マネジャーは、上司が率いる部局の目標達成に貢献する必要があります。第二に、そのためにマネジャー自身と彼が率いる部局は、いかなる貢献をすべきかを考え抜く必要があります。双方向の意味です。続きを見る…
「明文をもって規定されていないかぎり、権限は下位のマネジメントにある」
『経営の真髄』<下>p.23
ゼネラル・エレクトリック(GE)の一事業の内規をドラッカーは引用しました。アメリカ合衆国憲法をなぞったものです。
「命じないかぎり、すべては禁じられる」と真逆の規定です。わが社はどちら寄りでしょうか。続きを見る…
現場のマネジメントの仕事を可能な限り大きなものとし、最大限の権限を与えるということは、意思決定は可能な限り現場に近いところで行うということである。
『経営の真髄』<下>p.21
「従来の権限移譲の考え方とは根本的に異なる」と断言しました。
いかなる事業を行うかを決めるのは、トップマネジメントです。しかし、仕事を設計するのは実際に活動を行う現場です。続きを見る…
マネジメントの仕事は4つの視点から設計しなければならない。
『経営の真髄』<下>p.19
マネジメントの仕事を設計する際に考慮すべき4つの視点は以下のとおりです。続きを見る…
今日必要とされているのは、「管理限界」の代わりに「マネジメント限界」なるコンセプトを採用することである。
『経営の真髄』<下>p.18
「管理限界の法則」という言葉がある。ドラッカーはこの言葉自体が正しくないという。「管理限界」とは部下の数を前提としたコンセプトである。続きを見る…