≪脳を刺激する”速読”≫
暑い夏もずいぶん前の感があります。氣がつけば日が短くなり雪の氣配も感じられます。そんな中、先週末京都にて人生初の稲刈りを体験し、翌日新米を頂いてきました。鎌で稲を切り倒しながらお米のありがたさを今更ながら実感して帰ってきました。
さて私は5月から続いた速読講座全10回を先月無事修了しました。結果は驚くべき成果といってもいいと思います。先生は速読会のカリスマ呉真由美(くれ まゆみ)さん。『エチカの鏡』などテレビでも有名な方で、バッティングセンターの150kmの球を打ち返す女性です。
札幌の夜の講座を受講できない私は仲間を5人集め、ほとんどプライベートレッスン状態で夕方受講させてもらいました。成果はちょっと意味が解らないかもしれませんが文字処理スピードが200倍となりました。…200倍、トレーニングブックにおけるスピード表示なのですが、現実には初見の本だと5~10倍のスピードで読めるようになりました。おまけに、本当におまけなのですが受講生全員が10回目終了後、バッティングセンターで154kmを打ち返す、もしくは当てることに成功しました。面白いように当たるのです。なぜかという理屈は解るのですが、自分のことながら不思議でしょうがありません。速読は手段、目的は脳の活性化というのが呉先生の教えです。その結果、本を読むばかりではなく不思議なことがドンドン起こっています。第一に時間感覚が変わったことです。3分が実に長い。通常のスピード測定は6秒で行います。6秒を意識すると3分は一眠りできるくらいの長さです。人間には未知なる力がまだまだあると実感させられています。
これらの話を私の周辺にしたところ、私も受けたいという方が結構おり、先生にお願いして10月末から再度の開講が実現しました。本を早く読みたいという願望が意外と根強いことにビックリです。しかし脳の活性化も本当は手段に過ぎないと思っています。活性化した脳で何をするのか、それが一番大切です。そのことをかみ締めながらワクワクしながら来年のスケジュールを立てています。紙面をお読みになってご興味のある方がおりましたらあと2名は参加可能です。私ども(事務局 多地:011-261-7411)までお電話いただければご案内することができます。
ナレッジアドバイザー 佐藤 等