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≪39回目の”経営者の条件 The Effective Executive”≫

 少し遅いのですが、明けましておめでとうございます。あっという間に年末が来て、あっという間に新年も10日余りが過ぎてしまいました。毎年毎年のことですが早いですね。

 私の今年の年末は、日頃の罪滅ぼしを兼ねて、子供に英語を教えていました。総計30時間くらい。氣がついたら夜中の12時を回っていたことも…いやー勉強になりましたホント。今まで誤解していたことや、初めて聞いたようなことなど、様々な発見がありました。次男とも絆が太くなり一石何鳥も得ることができました。

 中学文法の総ざらいをしたお陰で、英語力がアップしたような…氣がします。実は年初から、昨年挫折したドラッカー博士の著書『経営者の条件 The Effective Executive』の英訳を再開しました。氣のせいかスムーズです(苦笑)今年はどこまで継続できるか挑戦です。この本は、日本語で39回読んでいる本です。でも原書は違います。違う本を読んでいるみたいです(笑)。

 この本には、思い入れがあります。丁度26回を読み終えた頃の3年前、ドラッカー本の翻訳者である上田惇生先生から電話があり、仕事の依頼があったのです。その仕事はボツになりましたが、そのご縁でこの度、『実践するドラッカー』(1/29発売予定)を上田先生監修のもと出版することになりました。間違いなく26回読んでいたお陰です。1995年に1回目2000年に2回目を読みました。スタートは10年以上前です。

 なぜこの本を何回も読むのか。この通信にも何度か書かせていただいたと思います。この本には、「成果をあげる5つの習慣」が詳細に書かれているからです。この数年は、ここに書かれていることを実践する毎日です。その中に「重要なことに集中」するという教えがあります。39回も読む理由は、集中すると本当に成果が出るのかを実験しているからです。ドラッカーに集中、その中でも『経営者の条件』に集中してみたのです。今月その成果が、出版という形で一つ出ます。実験は、まだまだ続きます。5つの能力を総合的に高めると様々な分野で成果が現れることを実感できます。

 個人が仕事で成果を出す方法という、なんともベーシックな能力なのですが、習慣化することで威力を発揮します。私の周りには多くの被験者(笑)がいます。それぞれ成果を出しつつあります。ご興味のある方は是非『経営者の条件』を手にとってみてください。『実践するドラッカー』も併せてお読みいただければ幸いです。

ナレッジアドバイザー 佐藤 等

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