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きわめて重要でありながら定量化できないもの【経営のヒント 842】

きわめて重要でありながら定量化できないものがある。
『経営の真髄』<下>p.125

ドラッカーその例として人材を挙げました。それは前年度の利益よりも重要であると強調しました。

人材の価値を定量化することはできません。しかし「把握不可能ということはない」と述べます。「把握不可能」だとして、マネジメントの対象外においてしまうことは論外だということです。

今はデータ化できないが何とか把握する」これが重要でありながら定量化できないものに向きあう基本です。

顧客にとっての価値、組織の強み(知識の卓越性)、生産性要因などデータ化できないが、最重の情報はあります。

「今日データ化できるものは、すでに発生した事実、過去についてのものである。未来のデータはない」

マネジメントに必要な情報は、未来についての、特に外部に関わる情報です。それらの情報を特定し、把握する努力と継続することが組織存続に寄与します。貴方は、重要な情報を得るため、何を、どんな方法で把握しますか

佐藤 等(ドラッカー学会共同代表理事)

 

ドラッカー教授

佐藤 等

<実践するマネジメント読書会®>創始者。『実践するドラッカー』(ダイヤモンド社)シリーズ5冊の著者。ドラッカー学会理事。マネジメント会計を提唱するアウル税理士法人代表/公認会計士・税理士。ナレッジプラザ創設メンバーにして、ビジネス塾・塾長。Dサポート㈱代表取締役会長。
ドラッカー教授の教えを広めるため、各地でドラッカーの著作を用いた読書会を開催している。公認ファシリテーターの育成にも尽力し、全国に100名以上のファシリテーターを送り出した。誰もが成果をあげながら生き生きと生きることができる世の中を実現するため、全国に読書会を設置するため活動中。
編著『実践するドラッカー』(ダイヤモンド社)シリーズは、20万部のベストセラー。他に日経BP社から『ドラッカーを読んだら会社が変わった』がある。 2019年12月『ドラッカー教授 組織づくりの原理原則』を出版。 雑誌『致知』に「仕事と人生に生かすドラッカーの教え」連載投稿中

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