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組織の仕事ぶり【経営のヒント 848】

予算が組織を方向づける。組織の仕事ぶりを教える。
『経営の真髄』<下>p.141

予算は、成果に向けて資源を配分する機能を持っています。それによって人のエネルギーを成果に向けさせます。つまり方向づけのツールとなります。

加えてドラッカーは、「組織としての成果を人の成長に結びつけることができる」といいます。予算と人の成長…少し距離があるように思いますが、使い方次第で人の意欲を生産的なものにすることができます。

他方、組織の仕事ぶりを管理するツールにもなります。「予算どおりか」「予算以下か」「予算以上か」。

ドラッカーは、組織の仕事ぶりを管理するツールとして大変興味深いことをいいます。「早期の好機発見システム」として使えるはずだと指摘します。

つまり「予算以上」という状況に隠れている優れた活動を探索し、他にも適用しようと考えたのです。

いつも通り…ではなく、予算の使い方にも工夫の余地がありそうです。

佐藤 等(ドラッカー学会共同代表理事)

 

ドラッカー教授

佐藤 等

<実践するマネジメント読書会®>創始者。『実践するドラッカー』(ダイヤモンド社)シリーズ5冊の著者。ドラッカー学会理事。マネジメント会計を提唱するアウル税理士法人代表/公認会計士・税理士。ナレッジプラザ創設メンバーにして、ビジネス塾・塾長。Dサポート㈱代表取締役会長。
ドラッカー教授の教えを広めるため、各地でドラッカーの著作を用いた読書会を開催している。公認ファシリテーターの育成にも尽力し、全国に100名以上のファシリテーターを送り出した。誰もが成果をあげながら生き生きと生きることができる世の中を実現するため、全国に読書会を設置するため活動中。
編著『実践するドラッカー』(ダイヤモンド社)シリーズは、20万部のベストセラー。他に日経BP社から『ドラッカーを読んだら会社が変わった』がある。 2019年12月『ドラッカー教授 組織づくりの原理原則』を出版。 雑誌『致知』に「仕事と人生に生かすドラッカーの教え」連載投稿中。

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