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≪シフトを起こす≫

 平成24年も最終月。眼下に大通公園のホワイトイルミネーションが輝いています。私の席からは、大通公園の半分以上を使ったLEDの青い河が流れているのが見えます。数年前から青のLEDが増えましたね。

 さて皆さんの平成24年はいかがでしたでしょうか。私たちの事務所では、2006年から始まった12年ビジョンの折り返し地点に位置する年でした。新たなステージの幕開けは、事務所の創設から21年目、法務会計プラザに参加して15年のときを刻む年でもありました。振り返りのとき、展望のときということができます。

 今年は、15年の周年事業にあたって事務所の若手メンバーが将来構想を練り、発表しました。私は、当日発表を聞かせてもらいましたが、なかなか頼もしい内容でした。さらに練り上げて2018年から始まる次の12年ビジョンのコアに育てていきたいと思います。

 将来のビジョンを描く際には、過去の振り返りが欠かせません。振り返りの中で見えてきたものは、自分たちに欠けているものに氣づいたことだと話していたのが印象的です。振り返りの効用です。

 組織的な振り返り、将来の展望は、個人にとっても必要です。 

 手帳は入手しましたでしょうか。

  私の手帳は、まだ来年のスケジュールしか入っていません。年末・年始に振り返りと展望をしっかりと行います。

 いつも「シフトを起こすこと」を心がけているのがポイントです。シフトとは質的転換。そのための第一手。来年もそのための活動が5つあります。経験的にすべて上手くいくことはありません。1つでも、という氣の持ちようです。5回くらいは、バッターボックスに立たなければ、一つのヒットは望めないと考えるからです。打率2割の世界です。

  そのために小さく始めることを心がけています。ダメならすぐ止めることができます。新規のことを始める秘訣として守っているルールです。

 貴方が来年始めようと思う小さな試みは何ですか。すべてに始まりがあります。何かを変えるには着手することです。先日の総選挙で日本にもシフトが起こるのでしょうか。参議院選もあり、来年は見極めの年でもあります。

 それでは、今年もお世話になりました。善き新年をお迎え下さい。

ナレッジアドバイザー 佐藤 等 

 

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