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≪「突然ですが・・それが社長の仕事です」≫

 突然ですが、「人材に恵まれない」・・この言葉、癖になっていませんか?

「いい人材」症候群。「これやっておいて」という丸投げ、上手くいけば「いい人材」。上手くいかなければ、「悪い人材」。ホントにそうですか?社長が会社のためにその人の長所・強みを引き出せるかどうか。これが正しい考え方です。世の中には、「いい人材」はいないと考えてしまう方が楽です。人財とか人罪もいない・・いるのは我が社のこの仕事に「合った人材」と「合わない人材」。頭を180度切り替えたら、あとは社長が苦労する番です。一人ひとりの長所・強みを知る必要があります。チャンと「仕事を設計」する必要があります。これがホントの「適材適所」。「いい人材」という青い鳥を待つよりもよっぽど楽しい。難しいけれど、これが社長の仕事です。

 突然ですが「組織には、意思がない」・・この言葉正しいでしょうか?ここで注意しなければならないのは、「社長の意思」ではないということ。あくまでも組織の意思。組織の意思として何かを決めること、それが「意思決定」です。人間なら、<考える>→<決める>→<行動する>を知らず知らずに行っています。組織は・・もしかして<行動>だけをしていませんか?<考える>、<決める>を正しく行わない限り、行動できませんから成果もあがらない。当たり前のことが出来ていない。そこで「意思決定」が俄然重要になります。その際には、少数の重要なことをチャンと決めるのがポイントです。その中でも最も大切なことが「組織が進むべき方向を決めること」です。これに優先する意思決定事項はありません。これが社長の仕事です。

 「突然ですが・・それが社長の仕事です」いかがでしたか。耳が痛い?実は多くの経営者がかかっている症状です。でも処方箋があります。「意思決定」には手順があり、「長所・強み」を知るには方法があるのです。7月18日(火)の「ビジネス塾」では、私たち経営者がかかりがちな「症状」と「処方箋」をお届けする予定です。ご興味のある方には、ご案内をさせていただきますので当事務所:多地までお問い合わせ下さい。

ナレッジアドバイザー 佐藤 等

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