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成果は組織の外にある【経営のヒント 786】

仕事のスタイルとは、いわば包装である。唯一の中身は成果である。
『経営の真髄』<下>p.17

仕事を設計する際、あるいは、その仕事に人を任命する際においても仕事のやり方を中心に進めてはいけない。

マネジメントの仕事において唯一の満たすべき条件は成果だからである。つまり仕事のやり方は、人それぞれに任せるべきである。

成果は組織の外にある。組織の外にいる顧客に善き変化が起こることである。成果に結びつく仕事や活動を増やし、そうでないものを減らす。そして、成果に結びつかない仕事や活動はやめることである。

 

佐藤 等(ドラッカー学会共同代表理事)

 

 

 

 

ドラッカー教授

佐藤 等

<実践するマネジメント読書会®>創始者。『実践するドラッカー』(ダイヤモンド社)シリーズ5冊の著者。ドラッカー学会理事。マネジメント会計を提唱するアウル税理士法人代表/公認会計士・税理士。ナレッジプラザ創設メンバーにして、ビジネス塾・塾長。Dサポート㈱代表取締役会長。
ドラッカー教授の教えを広めるため、各地でドラッカーの著作を用いた読書会を開催している。公認ファシリテーターの育成にも尽力し、全国に100名以上のファシリテーターを送り出した。誰もが成果をあげながら生き生きと生きることができる世の中を実現するため、全国に読書会を設置するため活動中。
編著『実践するドラッカー』(ダイヤモンド社)シリーズは、20万部のベストセラー。他に日経BP社から『ドラッカーを読んだら会社が変わった』がある。 2019年12月『ドラッカー教授 組織づくりの原理原則』を出版。 雑誌『致知』に「仕事と人生に生かすドラッカーの教え」連載投稿中

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