問題を飢えさせ、機会を育てよ【経営のヒント 822】
組織は、問題ではなく機会に目を向けることによって、その精神を高く維持することができる。
『経営の真髄』<下>p.80
問題と機会のどちらに人のエネルギーが集まりやすいかについて議論の余地はないでしょう。機会は、挑戦、興奮、満足を含みます。
もちろん問題は無視できません。しかし会議のたびに問題に目を向けているようでは、エネルギーは拡散する。ドラッカーは、いつになっても昨日を黄金時代と考える組織であるといいます。
「問題を飢えさせ、機会を育てよ」。これが成果中心の精神のルールです。
わが組織にとっての機会は何か。機会を成果に結びつけるにはどうすればいいのか。日々真剣に向き合いたいものです。
佐藤 等(ドラッカー学会共同代表理事)