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長期計画と短期計画は一つのもの【経営のヒント 737】

計画とは、未来を考えて今日意思決定を行うことである。
『経営の真髄』<上>p.224

長期計画と短期計画は一つのものです。短期の計画であっても明日の計画であってはならない。ゴールにいつまでたっても到達できないからです。

今日の計画の計画こそが真の計画です。今日を起点に意思決定が成就する懐妊期間を予期して計画の長短を決める。その意味で長期計画、短期計画は存在しない。

将来獲得すべき状況を明確にし、今日何をしなければならないかを決め、今日投入する資源を決める。つまり計画には今日と未来の到達予定日しかない。

 

佐藤 等(ドラッカー学会共同代表理事)

 

ドラッカー教授

佐藤 等

<実践するマネジメント読書会®>創始者。『実践するドラッカー』(ダイヤモンド社)シリーズ5冊の著者。ドラッカー学会理事。マネジメント会計を提唱するアウル税理士法人代表/公認会計士・税理士。ナレッジプラザ創設メンバーにして、ビジネス塾・塾長。Dサポート㈱代表取締役会長。
ドラッカー教授の教えを広めるため、各地でドラッカーの著作を用いた読書会を開催している。公認ファシリテーターの育成にも尽力し、全国に100名以上のファシリテーターを送り出した。誰もが成果をあげながら生き生きと生きることができる世の中を実現するため、全国に読書会を設置するため活動中。
編著『実践するドラッカー』(ダイヤモンド社)シリーズは、20万部のベストセラー。他に日経BP社から『ドラッカーを読んだら会社が変わった』がある。 2019年12月『ドラッカー教授 組織づくりの原理原則』を出版。 雑誌『致知』に「仕事と人生に生かすドラッカーの教え」連載投稿中

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