人事におけるフィードバック【経営のヒント 832】
人事では、結果を見るというフィードバックの作業が絶対に必要である。
『経営の真髄』<下>p.112
人事は、その人が行ったこと、つまり仕事ぶりを基準に行わなければなりません。これは絶対の原則です。
「偏見のない者はいない。好き嫌いがない者もいない。しかし好き嫌いは、何年も前のつまらないこと、あるときの笑顔によって左右される。甘言によって動かされない者はいない。人を見る目がある者もいかい」とドラッカーはいいます。
見るのは「仕事ぶり」の一点。それゆえ時間がかかります。フィードバックはそのための方法です。
<フィードバックの手順>
①何を期待するかを書き出す
②その期待を本人に伝える
③9か月後、あるいは一年後に実際に行ったことを評価する
具体的な手順は実にシンプルです。ぜひ試してみてください。
佐藤 等(ドラッカー学会共同代表理事)