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実践するドラッカー[チーム編]

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実践するドラッカー[チーム編]

目次

実践するドラッカー[チーム編]

~生き生き働き成果をあげる職場をつくる!
部下に成果をあげさせるマネジャーの5つの仕事~

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○“マネジャーとして”成果をあげたい方へ

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「マネジャーになってから、三年経ちますが、

 実は“マネジャーになる前と同じ”仕事しかしていませんでした・・・」

そんな方が、大きく変わったという喜びの声をくださったのが、この講座です。
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多くの企業で、
優秀な成績をあげたプレイヤーを昇格させてマネジャーにする、

という動機づけの人事が行われていますが、
それが果たして本人にとって幸せかどうか・・。

***

研究者として優秀な人物が、マネジャーとして優秀な働きができるか。
販売員として優秀な人物が、店長として優秀な働きができるか。

***

でも、そんな一人ひとりの特性や資質の検討をする前に・・
もっと重要な問題があります。

佐藤さん

***
それは、多くの方は

〔マネジャーの仕事とは何か〕について、
「体系的に」学んだことがない。

ということ。

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「体系的」ということは、全体と部分の分類、位置づけなどを伴ったもの。
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例えば、野球であれば、
まず「攻撃」と「守備」を分けて、
「攻撃」の中には、打撃や走塁などがあり、
「守備」の中には、投球と捕球と・・というのが体系的な解説。

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この体系的な学びをしていないということは、つまり、
自分の入社以来の上司を見よう見まねで、あるいは反面教師として見てきて・・
あるいは、

たまたま参加したセミナーや、たまたま読んだ本の中で・・・

自分が気になった部分だけをマネジャーの仕事だと思っていることが多いのです。

チーム編開いたイメージ

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その結果、マネジャーとしての仕事を、一つひとつ行うべきなのに、

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プレイヤーとしても優秀な成績をあげたという成功体験に囚われ、

依然としてトップ・プレイヤーを狙っていて、チームの成績はガタガタだったり、

***

セミナーや本に共感したとたんに、

何もかもモチベーションのせいにしたり、何もかもコミュニケーションのせいにしたり、

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自分とは違うタイプの上司をマネジャーのモデルにして、

自分に合っていないやり方を続けていたり、
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以前はいつも批判していた上司と同じことをしてしまっている
自分を自己嫌悪したり。

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この講座は、そんな方に大いに助けになれると思います。

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○メンバー一人ひとりの強みを生かすマネジャーになる!

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しかしながら、この講座の目指すところは、お悩みを解消することではありません。

人が生き生きと働くことで成果を上げ、

成果をあげることでますます生き生き働くような職場を作ることです。

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そのために、「チーム」という考え方が重要です。

チームになるということは、

一人ひとりの強みを活かし合う集団になるということです。

個性を生かして働いたとき、人は誰にもできなかったようなことをやり遂げる事ができます。

***

だからといって、マネジャーが一人ひとりの個性を考えて
「あの人とこの人の相性が悪いからこうして・・・、
この人は○○に向いているようだからこうして・・・」と
個別の事情や、人間関係に深く入り込みすぎていると、

実は、チームの成果はあがらないことが多いようです。

***

「じゃあ、どうすりゃいいのさ!」

という声が聞こえてきそうですね。

ファシリ2期

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○個性は“主張する”ものではなく、“活かす”もの

興味深いことに、チームとしての成果に集中して自主的に動く集団ほど、

人間関係の問題にはエネルギーが奪われず、成果もあがっています。

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マネジャーの仕事は、一人ひとりの個性を、

チーム全体の成果へと結び付けることです。

チーム全体の成果が示されていなかったり、あいまいだったりすると、

メンバーはそれぞれで勝手に成果を定義しはじめます。

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「そんなの、みんなわかってるはずだよ。」

とおっしゃる方も多いのですが、
実際に、あなたの仕事での成果は?と訊いてみると

・お客様の○○さんに喜んでいただくこと。
・効率よく、できるだけたくさんのお客さんをつくること。
・少しでも営業経費を削って効率よく行動すること。

という回答で仕事の意味や価値についての考え方はバラバラです。

仕事の成果イメージが異なると、お互いの効果を打ち消しあうことさえあります。

****
それだけではありません。

・この会社で定年まで無難に過ごすこと。
・賞与をたくさん貰って車を買い替えること。

と答えるメンバーもいるはずです。
***
そんな個性あるメンバーの力をチーム全体の、共通の成果へとつなげることこそ、

個性を“活かす”事なのです。

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互いの強みを認め合い、活かし合い・・・

互いの弱みを庇いあい、助け合い・・・

必ずこのチームで約束の地にたどり着いてみせる、 と

 自分にできることを考えて行動する人の集団。

***
・・・あなたも、そんなチームをつくりませんか?

***

 店長・マネージャー研修に、[チーム編]講座はいかがですか?

実践するマネジメント講座では、ドラッカー博士の説く、時代を超えた経営の原理原則のレクチャーと、チーム編その学びを深め、自社のケースに落とし込むための質問ワークとを交互に繰り返して、マネジャーとして、管理職として成果をあげる習慣を身につけていただくための講座です。

テキストには「実践するドラッカー[チーム編]」を用います。

[チーム編]の内容

①チームで働くということ:チームづくりとマネジャーの仕事

②メンバーを育成する:やる気に火をつけ、成長を支援する

③目標を掲げる:組織と個人のベクトルを合わせる

④自ら評価測定する:測る尺度を工夫する

⑤仕事環境を整える:仕事を分析し、組織化する

⑥チームを活性化させる:コミュニケーションと会議運営

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◆この講座が目指すもの

□問題に応急処置を繰り返している毎日

□プレイヤーとしての仕事からスタイルを変えられない

□社内の空気にばかり気をとられてしまう

□自分にしかできない仕事をしたい

①“人のマネジメント”と“仕事のマネジメント”を分けて考える
②それぞれ原理と方法を学ぶ
③マネジャー/経営者としての本当の仕事ができるようになる

④マネジャー/経営者としての成果をあげる!

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◆これまでに受講頂いた皆さまの声

今から(明日から)、行動に移そうと思ったことは何ですか?

時間に期待し、きちんと言葉で記すこと。
・丁寧に話を聞くこと。
・目標の組み立て方を見直す。

今日のご感想をお書き下さい。

チームをまとめる者として心がけ、実践すべきことがいかにできていないか痛感。
まず、自分自身の行動を変えるべく、教えていただいたことを実践していきたい。

今日のご感想をお書き下さい。

ドラッカーの本はいくつか読んだが、あまり頭に入っていないことが分かった。
こうやって解読して頂いて、事例を含めて公演して頂き、大部自分のものになった。

今日、学んだことは何ですか?

・チーム内のメンバーに対して、自分が支援をほとんどしていないと認識した。
・チーム目標について、改めて考えてみることが必要だと思った。

Dサポート株式会社 「実践するドラッカー」シリーズ

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