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≪ドラッカー博士の教えを、手帳で実行≫

 今年もマンダラ手帳が手元に届き、氣がつくと早いもので、残すところ2ヶ月を切っていました。来年の日程も快調に入りつつあります。2009年の忘年会もしっかり記載されています(笑)

 実は今年2008年もこんな調子で始まりました。2007年末時点で60%程度2008年のスケジュールが埋まっていたのです。少々うんざり…いやワクワクしながら年初のスタートを切ったのを憶えています。今年一年を通してのテーマは、『廃棄』でした。2009年に少しでも自由になる時間を確保するためにどうするかを考えながら、今年一年を過ごしています。
 
 廃棄の方法は「止める」と「任せる」の二つです。何とかこの二つを駆使して2009年のスタート時点での確定予定を50%以下にすることが目標です。理由は新しいことを始める時間を確保するためです。「新しいことをスタートするためには、過去を廃棄せよ」というドラッカー博士の教えに従ったわけです。果たして目標は達成できるか?・・・結果は乞うご期待!

 この考え方は、ここでも何度かご紹介した赤平市で宇宙産業に参入して成果を出している、㈱植松電機の植松努専務の「工場の稼働率を下げる」という経営方針と基本的に同じものです。「なるべく作らない、なるべく売らない」を経営方針に掲げる超ユニークな御仁です。空いた時間で、世の中にない・誰も出来ないことに挑戦する。お金では買えないものを作りあげる。ドラッカー博士のいう知識労働者の最先端を歩む…いや疾走するお一人です。
 
 「なるべく作らない、なるべく売らない」といっても誤解なきよう申し添えますが、損益が合うようにきっちりと仕組みを考えています。ここがもう一つのミソです。とにかく目から鱗の考え方を連発する方です。私は、この一年で7回お話を伺う機会に恵まれました。追っかけ…今、氣づきました(汗)

 私たちにとって一番大切な資源、それはお金ではなく時間です。時間がゼロではどんないいアイディアも、どんな優秀な能力もまったく生かすことができません。成果ゼロです。「時は金なり」といいますが時はお金以上に大切なものです。一年の使い方、今週やるべきこと、今日一日の過ごし方、いまここの生き方、すべてに関係します。もちろんこれからの10年、20年の生き方、そして死に方にも時間が大いに関係しています。

 もうすぐ、一年を振り返り、新たな一年を迎えるタイミングがやってきます。時間の使い方を見直す機会です。お金の使い方同様、時間の使い方は、現代を生きる私たちに必須の能力です。時間を生かすためには、道具が欠かせません。最強の道具は、おそらく手帳でしょう。来年で6年目となるマンダラ手帳は、私にとって欠かせない存在になりました。皆さんもよき道具に出逢って大いに成果をあげて欲しいと思います。今年も12月6日(土)にマンダラ手帳の無料セミナーが開催されます。ご興味のある方は、当事務所:多地までご一報下さい。

ナレッジアドバイザー 佐藤 等

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