《2018年問題》
お盆を過ぎるころ、キッチリと秋風が吹き始める札幌。
そして今年も三分の二が過ぎようとしています。
これまでにここに何度も書きましたが、この頃になると私は今年の活動の棚卸を始め、
来年の計画作成に着手し始めます。もう何年も続けています。目的は活動の効果性の向上です。そのために、どんな活動を廃棄するかを考えます。真剣かつ、必死です。
さて、最近気になることに人材確保が難しくなってきたことがあります。
飲食店業などは、数年前から店舗閉鎖に追いやられるなど顕在化してきましたが、
他業種にも広がっています。
2018年問題という言葉を聞いたことがあるでしょうか。大学関係者の間では大問題です。
これまで横ばいで推移してきた18歳人口が120万人を切り、2031年には100万人を切るというのです。
この問題は、大学関係者だけではなくビジネスを行っている我々に直接関係する問題でもあります。
つまり若年労働者が減少してくるのです。ここ15年間で採用難が急速に進展するということです。
大手各社は、週休4日制、在宅勤務など労働力を確保する仕組みを試し始めています。
こと人材に関わる問題は、中小企業においても後手に回るわけにはいきません。
何らかの手を打っていない企業は、高い報酬で人材を集めることになります。
そのような事態にならないためにも少人数化、細切れ時間を活用した人材の戦力化など
今から必要なことを行っていかなければなりません。
準備なしでは売上を伸ばすことがリスクになるというとんでもない事態に陥ります。
今以上に仕事のマネジメントと人のマネジメントに取り組む姿勢が求められている時代はありません。
まずは基本的な学びから行って行きませんか。
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P.F.ドラッカーの言葉
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成果をあげる者は、新しい活動を始める前に必ず古い活動を捨てる。
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『経営者の条件』
ナレッジアドバイザー 佐藤 等