《技術の進化》

リオ・オリンピックも高校野球も終わり、国民の睡眠不足も改善されることでしょう。
オリンピックにおける連日の日本勢の大活躍に拍手を送りたいと思います。
また、あれよあれよという間に決勝に勝ち進んだ南北海道代表の北海高校の
健闘ぶりも光ります。

陸上や水泳など種目の記録更新や体操に見る技の難易度の向上
（Ｈ難易度の技が3つあります！）とともに驚くのは、スポーツ競技観戦におけるIT技術の進化です。
たとえばシンクロナイズドスイミングの透明なプールは映像処理の成せる業です。

技術は私たちの昨日までの常識をはるかに超えて日々進歩しています。
マイナンバー制度に関連して先日エストニアというバルト海に面した小国の話を聞きました。
人口１３０万人という札幌市の人口のよりも少ない国が今や世界が
注目するIT大国になっています。

たとえば会社設立の手続に要した時間は電子化以前は510分、
電子化後は30分だそうです。480分の節約です。
選挙における電子投票は44分が6分に短縮されました。

日本のように人手不足の時代に選挙所ごとに人を配置し、投票箱を集め、人海戦術で得票を
整理するのは、費用のことを考えてもナンセンスなのかもしれません。
マイナンバー制度はこのような電子政府を進捗させる大きなきっかけなるかもしれません。

技術と私たちの暮らしや経営が密接不可分になってきています。
アンテナを高くして対応していきたいものです。

Ｐ.Ｆ.ドラッカーの言葉
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IT革命におけるｅコマースの位置は、産業革命における鉄道と同じである。
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『ネクスト・ソサエティ』Ｐ．79

ナレッジアドバイザー　佐藤　等