傍観者の時代から一言【経営のヒント 400】
今日も『傍観者の時代』から一言です。前回に引き続き教師観察ネタです。
<ドラッカーの一言>
!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!
成功から学ばなければならない
!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!
『マネジメント<下>』p.71 1973年 ダイヤモンド社
ドラッカー教授は教師観察を生涯続け、かつ「知的な楽しみとして推奨」までしています。
そのきっかけとなる出来事を次のように記しています。
「私は、正しい勉強の仕方、少なくとも私にとっての正しい学び方とは、うまくいっているものを探し、
成果をあげている人を探すことだということを知った。
少なくとも自分は、失敗から学ぶことはするまいと思った。成功から学ばなければならないと思った」。
成果をあげている人を探すことだということを知った。
少なくとも自分は、失敗から学ぶことはするまいと思った。成功から学ばなければならないと思った」。
ドラッカー教授は、人生の早い時期から「成果をあげる」ことについて意識を高く持っていました。
そして成果は失敗より成功から学ぶべきことを知りました。
後にうまくいっていたものの代表例が「成果をあげる能力」としてまとめられました。
私たちは、失敗を意識する習慣は身についていますが、
成功を意識する習慣はあまり身についていないようです。
成功を意識する習慣はあまり身についていないようです。
失敗は何年も記憶にありますが、成功は潜在意識の中に閉じ込められています。
成功に目を向けましょう。
成功に目を向けることは過去を振り返ることです。
長い人生において一つや二つ、いつもよりうまくいったことがあるはずです。
忘れているうまくいったことは何ですか。
思い出してみましょう。
佐藤 等