ホーム経営のヒント断絶の時代【経営のヒント 197】

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断絶の時代【経営のヒント 197】

『断絶の時代』も最終章を迎えました。
今日は、第4部「知識の時代」、第15章は「問われる知識」です。
今日の一言です。

<ドラッカーの一言>
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われわれは、研究がもたらすものは、知識そのものではなく
情報にすぎないことを知る必要がある。したがって情報を成果に
結びつけることを知らなければならない。情報は成果に結び
ついたとき初めて知識となる。
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エターナル版『断絶の時代』1969年 ダイヤモンド社より

第4部は、大学における知識に重きが置かれて書かれています。
大学の目的は、教育と研究といわれますが、今日の一言は、その「研究」についてのものです。
現在はもとより、当時も大学には、第三の機能として蓄積した知識をもとに社会に貢献することを求められています。産学連携、大学発ベンチャーなどはその動きの一環です。今日の言葉は、このことに関係しています。
研究のための研究だけでなく、成果のための研究が必要だということです。
ドラッカー教授は、あえて研究のための研究を単なる情報と呼び、成果に結びつく情報を知識といいました。

このことは、私たちにもいえることです。本を読んで知識を得たと思っていてはならないという戒めです。成果に結びつけてナンボだということです。
それゆえ私たちは、本の中にあるような情報を得るとともに成果をあげる技術を身につけなければならないのです。
情報は行動を通して成果に変わり、このとき初めて知識と呼ぶことができるわけです。
現代はインターネットの時代です。粗悪な情報も含めて膨大な情報が手に入ります。
情報を成果に結び付けるには、情報を選ぶ目も必要です。
情報量よりも質を問う時代です。
成果をあげるには、さらにハードルが高くなっています。
いずれにしても知識が価値を生む時代に入っておよそ40年。
今一度、必要な知識は何かを問い直したいものです。

佐藤 等

ドラッカー教授

佐藤 等

<実践するマネジメント読書会®>創始者。『実践するドラッカー』(ダイヤモンド社)シリーズ5冊の著者。ドラッカー学会理事。マネジメント会計を提唱するアウル税理士法人代表/公認会計士・税理士。ナレッジプラザ創設メンバーにして、ビジネス塾・塾長。Dサポート㈱代表取締役会長。
ドラッカー教授の教えを広めるため、各地でドラッカーの著作を用いた読書会を開催している。公認ファシリテーターの育成にも尽力し、全国に100名以上のファシリテーターを送り出した。誰もが成果をあげながら生き生きと生きることができる世の中を実現するため、全国に読書会を設置するため活動中。
編著『実践するドラッカー』(ダイヤモンド社)シリーズは、20万部のベストセラー。他に日経BP社から『ドラッカーを読んだら会社が変わった』がある。 2019年12月『ドラッカー教授 組織づくりの原理原則』を出版。 雑誌『致知』に「仕事と人生に生かすドラッカーの教え」連載投稿中

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