仕事は仕事中心に設計する【経営のヒント 785】
仕事を人中心に設計したのでは、人事異動の都度仕事の再構築が必要となる。
『経営の真髄』<下>p.15
人中心に仕事を設計してはならない。仕事は人に合ったものでなければならないが、仕事中心に設計しなければならない。
仕事は、自分以外の人のニーズ、期待、課題によって決まるものである。仕事中心に設計されてはじめて継続性が担保され、引継ぎが可能となる。
仕事はある程度の大きさに設計しなければならない。理由は、人それぞれの気質、性癖、行動様式があるからである。つまり自分の方法で仕事ができなければならないからである。
今一度、仕事がどのように作られているかを確認してみたい。
佐藤 等(ドラッカー学会共同代表理事)