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仕事は仕事中心に設計する【経営のヒント 785】

仕事を人中心に設計したのでは、人事異動の都度仕事の再構築が必要となる。
『経営の真髄』<下>p.15

人中心に仕事を設計してはならない。仕事は人に合ったものでなければならないが、仕事中心に設計しなければならない。

仕事は、自分以外の人のニーズ、期待、課題によって決まるものである。仕事中心に設計されてはじめて継続性が担保され、引継ぎが可能となる。

仕事はある程度の大きさに設計しなければならない。理由は、人それぞれの気質、性癖、行動様式があるからである。つまり自分の方法で仕事ができなければならないからである。

今一度、仕事がどのように作られているかを確認してみたい。

 

佐藤 等(ドラッカー学会共同代表理事)

 

 

 

 

ドラッカー教授

佐藤 等

<実践するマネジメント読書会®>創始者。『実践するドラッカー』(ダイヤモンド社)シリーズ5冊の著者。ドラッカー学会理事。マネジメント会計を提唱するアウル税理士法人代表/公認会計士・税理士。ナレッジプラザ創設メンバーにして、ビジネス塾・塾長。Dサポート㈱代表取締役会長。
ドラッカー教授の教えを広めるため、各地でドラッカーの著作を用いた読書会を開催している。公認ファシリテーターの育成にも尽力し、全国に100名以上のファシリテーターを送り出した。誰もが成果をあげながら生き生きと生きることができる世の中を実現するため、全国に読書会を設置するため活動中。
編著『実践するドラッカー』(ダイヤモンド社)シリーズは、20万部のベストセラー。他に日経BP社から『ドラッカーを読んだら会社が変わった』がある。 2019年12月『ドラッカー教授 組織づくりの原理原則』を出版。 雑誌『致知』に「仕事と人生に生かすドラッカーの教え」連載投稿中

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