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成果中心の精神~人だけがもつエネルギーを有効に用いる【経営のヒント 820】

成果中心の精神とは、投入した以上のものを生み出すことである。それはエネルギーを創造することである。
『経営の真髄』<下>p.74

ドラッカーがいう「成果中心の精神」とは、人だけがもつエネルギーを有効に用いることです。投入した以上のものを生み出すことは、物的なエネルギーでは実現不可能です。それは人だけがなしうることです。

精神とは、行動の原理となるべきものです。人の行動・実践なしにエネルギーは創造されません。方向づけされたエネルギーだけが一つの成果を生み出します。

また凡人に非凡な成果を出さしめるためには、一人ひとりの強みを生かさなければなりません。人の強みで弱みをカバーすることでより多くのエネルギーが創造されるからです。

さらに、成果の基準を高く設定することです。それは自己満足を戒め、高みを目指すエネルギーとなるからです。

成果中心の精神とは組織のものですが、基本は一人ひとりの意識に依存していることを確認したいものです。

 

佐藤 等(ドラッカー学会共同代表理事)

 

ドラッカー教授

佐藤 等

<実践するマネジメント読書会®>創始者。『実践するドラッカー』(ダイヤモンド社)シリーズ5冊の著者。ドラッカー学会理事。マネジメント会計を提唱するアウル税理士法人代表/公認会計士・税理士。ナレッジプラザ創設メンバーにして、ビジネス塾・塾長。Dサポート㈱代表取締役会長。
ドラッカー教授の教えを広めるため、各地でドラッカーの著作を用いた読書会を開催している。公認ファシリテーターの育成にも尽力し、全国に100名以上のファシリテーターを送り出した。誰もが成果をあげながら生き生きと生きることができる世の中を実現するため、全国に読書会を設置するため活動中。
編著『実践するドラッカー』(ダイヤモンド社)シリーズは、20万部のベストセラー。他に日経BP社から『ドラッカーを読んだら会社が変わった』がある。 2019年12月『ドラッカー教授 組織づくりの原理原則』を出版。 雑誌『致知』に「仕事と人生に生かすドラッカーの教え」連載投稿中

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