成果をあげるリーダーシップとは、カリスマ性ではない【経営のヒント 824】
成果をあげるリーダーシップとは、カリスマ性ではない。
『経営の真髄』<下>p.86
リーダーの資質や特性に注目されがちである。しかしリーダーシップとは、人のビジョンを高め、成果の水準を高めることである。それは仕事である。したがって資質や特性は関係がない。
リーダーの資質や特性に依存するマネジメントは間違えである。その人がいなくなれば、停滞は必定だからである。優れたリーダーシップの本質は、優れたフォロワーが存在することである。つまり組織の精神そのものである。
組織が一体性を保ち、生産的な存在であるために必要な組織の精神を生み出すこと、つまり人のビジョンを高め、成果の水準を高めることはリーダーなしにもできる。ただ実践するだけだからである。
ドラッカーは、リーダーシップの基盤を次の3点を日々実践あるとした。
- 行動と責任についての厳格な原則
- 成果についての高度な基準
- 個としての人と仕事に対する敬意
リーダーよりも大切なもの、それがリーダーシップの源泉である成果中心の精神である。
佐藤 等(ドラッカー学会共同代表理事)