人事の基本は ①優れた人を探さない ②適所に適材を配置する【経営のヒント 833】
組織をコントロールするうえで、的確な人事にまさるものはない。
『経営の真髄』<下>p.112
人事の基本は、①優れた人を探さない、②適所に適材を配置するということです。
すべての「所」、つまりすべての役割を果たせる優れた人は存在しません。その「所」にふさわしい人とそうでない人がいるだけです。的確な人事とは、適所をよく理解し、そこに適任者を配することです。このことをもって「的確な人事」といいます。
適任者を見出す基本は、③実際の成果、つまり仕事ぶりで評価することです。
もし立ち回りによって決めるならば、「トップマネジメントを軽蔑する。怒りのあまり辞めるか、自分も立ち回りを重視するようになる」といいます。
「組織のなかの人間というものは、他の者がどのように報われるかを見て行動を決める」からである。
佐藤 等(ドラッカー学会共同代表理事)