創造する経営者【経営のヒント 37】
皆さん、あけましておめでとうございます。
このメルマガも2年目に突入です。本年もナレッジプラザをよろしくお願いします。
順番では、『イノベーションと起業家精神-その原理と方法-』7つの機会の4つ目ですが、年初でもありますので今日は、すでに取り上げた『創造する経営者』から一言。
<ドラッカーの一言>
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未来は明日つくるものではない。今日つくるものである。
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新訳『創造する経営者』(ダイヤモンド社)より
新年ですから今年こそは・・・と個人的にあるいは企業としていろいろな目標を立てている方も多いと思います。目標は、今日を基点にしていることが大切ですね。ドラッカーは、<未来を今日作る>ためには、(1)今日の事業の業績をあげる、(2)潜在的な機会を発見し実現する、(3)明日のために新しい事業を開拓することが必要であるとしています(経営のヒント10に掲載済み)。今の事業の目標や今の事業の新たな取り組みに関する目標を立てること、また新年ですので新しい事業に思いを巡らすには、いい機会ですね。
ナレッジプラザのパンフレットに「知行合一」と謳っている手前、その本当の意味するところを知ろうと年末年始に王陽明に関する本を数冊読みました。詳しいお話は、別の機会に譲りますが、やはりそこにも<立志>、志を持ち目標を定めることの重要さが繰り返し表現されていました。現代は、志(使命)やビジョン、目標を喪失している時代ではないかとこの頃感じます。新年でもありますので志・使命の再確認をしてみるのはいかがでしょうか?<204001>
佐藤 等