「実行を視野におく事業戦略~中小企業での戦略の実行について~」
講師:清水 祥行 氏(Dサポート株式会社 代表取締役)
ゴールも示さず、進捗の度合いも伝えずに、「頑張れ!」「やる気をだせ!」「本気になれ!」などと檄を飛ばすだけでは、頑張ることも、やる気が出ることも、ましてや本気になって取り組むことなどありえません。
「”主体”的に行動してもらうためには、まず”客体”となるもの(仕事や課題、あるいは現在地と到達点など)を明確にしなければならない。」とは、佐藤塾長の言葉。今回は、その客体を明確にすることへの挑戦です。
ここでいう客体は、個別の仕事や、仕事同士の繋がりによって作られるプロセス全体といったレベルもありますが、今回は「事業戦略」というレベルで考えてみたいと思います。
「戦略」という言葉は、とても多義的に使われている言葉でつかみどころがないのに、現在の劇的に環境が変化する中では、この高い次元で考えなければ成果があがらない状態に陥ることもしばしばだからです。
この難題に、今回は測定・評価の対象という観点から、理論と中小企業の実践事例を研究している、「実践するドラッカー講座:実践ナビゲータ」の清水祥行氏にお話しいただきます。氏が講師を務めた『実践するドラッカー[事業編]講座』、ファシリテータを務めた『Premiumコース読書会』での参加者からの実践事例報告と、これまでの研究をもとに、より実践的にお話を頂きたいと思います。
あなたの組織の事業戦略の立案と実行にご活用いただければ、嬉しいです。
参考図書:実践するドラッカー[事業編]、創造する経営者(ともにダイヤモンド社刊)