成果は組織の外にある【経営のヒント 786】
仕事のスタイルとは、いわば包装である。唯一の中身は成果である。
『経営の真髄』<下>p.17
仕事を設計する際、あるいは、その仕事に人を任命する際においても仕事のやり方を中心に進めてはいけない。
マネジメントの仕事において唯一の満たすべき条件は成果だからである。つまり仕事のやり方は、人それぞれに任せるべきである。
成果は組織の外にある。組織の外にいる顧客に善き変化が起こることである。成果に結びつく仕事や活動を増やし、そうでないものを減らす。そして、成果に結びつかない仕事や活動はやめることである。
佐藤 等(ドラッカー学会共同代表理事)