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≪”人間”学のすすめ≫

 2月号を書くこの時期、外はいつも雪祭りの風景です。今年の異変(?)は・・・雪像が小さい。ここ数年の傾向のような氣もしますが土台の大きさがピークの三分の二。高さもその分ありません。今朝テレビで見た、中国の雪祭り会場の氷のお城の威容が脳裏を掠めます。国の勢いの差みたいなものを漠然と感じさせられました。

 私が代表を務めるナレッジプラザでは、今月の勉強会に「人間学を綴って32年雑誌「致知」の社長である藤尾秀昭氏にご登壇いただきました。締めくくりの言葉として「万灯行」を頂きました―『ただ暗いと嘆くより、人ひとりが持ち場である足元の一隅を照らすこと、その想いで万人が行えば国が光り輝く。』熱気溢れるご講話と150名を超える参加者の氣が充満した善き時間を過ごすことができました。 

 その致知出版社が取り組んでいる活動が「社内木鶏(もっけい)」です。社員全員の人間性を磨くための読書会です。やり方は、いたって簡単。毎月指定される記事3~5本を読み、200字程度の感想文を書いてくる。準備はこれだけです。

 会の当日は、3~5名のチームを形成し、リーダーを決め、各自書いてきた感想文を読み、聞いている人がそれを一言で褒めます。これを美点凝視といいます。その後、フリートーク。最後にリーダーが1分で発表し、まとめの一言を主催者が行い終了。1時間ちょうどで終わります。
 本の持つ力により、日頃考えたことのないようなことが語られことも多々あります。本人も驚きです。回を重ねるごとに個と組織がよくなるという実感があります。年間一人1万円で手軽にできる相互理解と人間性の練磨を兼ね備えた完成度の高い勉強会。私たちチームさとうも昨年から導入しています。ご興味ある方は担当の多地、佐藤(陽子)まで連絡をいただければ体験研修をご案内いたします。

 「社内木鶏」の導入件数は650社。これが1万社になる頃には、日本が変わると感じています。3月号の〔巻頭の言葉〕は、ウシオ電機会長の牛尾治朗氏でした。氏は日本が置かれた「厳しい時期を明るい未来への過渡期と捉えるべきだ」と主張します。まったく同感です。「夜明け前がもっとも暗い」の例えどおり、来るべき明日のため一人ひとりが自分で自分を磨く機会をもちたいものです。

ナレッジアドバイザー 佐藤 等

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