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ナレッジメール便【経営のヒント 615】

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◆◆◆                         ◆   ◆         ◆    第615号

 

今日も前回に続き時間管理のプロセスについてです。
今日は「2.時間を整理する」の解説です。
前回掲載した時間管理のプロセスです。

<マネジメントの原理130>
1.時間使い方を記録、分析する
2.時間(活動)を整理する
3.まとまった時間を生みだす

前回も書かせてもらいましたが時間管理の本質が活動管理にあり、そのためには、当該活動を
始める/やめる/増やす/減らすという4つ方向で意思決定し、実行することです。
時間の整理の仕方として第一に心がけるのが、活動をやめることです。
その際、生産性ゼロの活動をやめるのは当然として、非生産性的な活動をやめると考える
ことです。
目的はより生産性の高い活動に時間をシフトさせるためのです。
ただし、生産性ゼロの活動の中には投資的な活動もありますので未来の新しい価値を生み出す
活動は。別の管理が必要です。
投資的な活動は他の活動とのバランスが大切です。

さて、活動をやめることには活動を減らすことも含みます。
また、人に任せるという有力な方法もあります。
これらは一括して廃棄と表現することができます。
廃棄は、新たな活動や重要な活動に時間を投下するための積極的な行為です。
<廃棄→新たな時間の使い方→廃棄→新たな時間の使い方→・・・(繰り返し)>

定期的に、強制的に活動を廃棄することは、自分が陳腐化しないためにも絶対的に必要な行為です。
時間は命そのものです。
つまり時間の使い方を変えることでしか人生は変わらないということです。
どんな活動により多くの時間を使うか。
かけがえのない時間の使い方を見直したいものです。

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