経営のヒント

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❷-5人材育成

組織は一人ひとりの自己成長の場である【経営のヒント 606】2019.11.15

人のマネジメントに関する原理原則もだいぶ紹介しきった感があります。
今日は、根本原理に近いところから一つ取り上げます。

<マネジメントの原理122>
誰かに育成されるのではなく自己開発が本質である。

この原理は組織も目的の一つである次の根本原理に連なるものです。

<マネジメントの原理3>
組織は一人ひとりの自己成長の場である

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成果をあげる能力は以下の5つを中核とする【経営のヒント 592】2019.06.25

前回の人材開発から派生して今日は「自己開発」について考えてみます。
前回の確認からです。

(再掲)
人材開発という言葉は組織の役割(目的)と関係しています。
組織の役割は、一人ひとりのメンバーが自己成長を目的に自己開発することをサポート
することです。
(中略)
しかし組織が人を成長させることはできません。
組織は単なる道具だからです。
この原理を正確に表現すると次のようになります。

第二に、組織の目的は所属する人を成長させることである
<マネジメントの原理4>
(再掲終)

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人を育成することはできない、人は自ら学び成長する存在である【経営のヒント 591】2019.06.17

前回から人のマネジメントに関してまだ触れていない部分をフォローしています。
ドラッカー教授が示したマネジャーの5つの仕事(以下に再掲載)の中から、
これまで動機づけ、コミュニケーションをフローしました。
今日は人材開発についてです。
一般的には人材育成と呼ばれています。
人材開発と呼ぶには意味があります。

<以下再掲>
1.目標を設定する
2.組織する
3.動機づけとコミュニケーションを図る
4.評価測定する
5.人材を開発する

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組織は一人ひとりの自己成長の場である【経営のヒント 542】2018.01.25

私たちは成功の方法を求めすぎているのではないか。
ドラッカー教授からマネジメント哲学を学ぶほどに、そう思わずにはいられません。

それはマネジメントの本質が原理・原則にあるからです。
そこにあるのは成功の文字ではなく、失敗の文字です。

原理・原則にしたがっているからといって成功は保証されるわけではありません。
しかし原理・原則に反したとき長期的には必ず失敗が約束されています。

この冷徹な事実から眼を背けてならないと思うのです。
教授からそマネジメントの哲学を学べば学ぶほどマネジメントとは失敗しないために身に
つけなければならないものだということを思い知らされます。

成功を求めて原理に反した方法をとるという愚を犯さないために原理のマネジメントを
大いに活用したいものです。
ぜひ方法ではなく原理を手にしたいものです。

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「プロの経営者、アルフレッド・スローン」【経営のヒント 420】2014.09.08

すでに6回も続いている『傍観者の時代』の第14章
「プロの経営者、アルフレッド・スローン」ですが、まだまだ続きます。
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