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成果中心の精神~人だけがもつエネルギーを有効に用いる【経営のヒント 820】2026.01.05

成果中心の精神とは、投入した以上のものを生み出すことである。それはエネルギーを創造することである。
『経営の真髄』<下>p.74

ドラッカーがいう「成果中心の精神」とは、人だけがもつエネルギーを有効に用いることです。投入した以上のものを生み出すことは、物的なエネルギーでは実現不可能です。それは人だけがなしうることです。

精神とは、続きを見る…

成果中心の精神【経営のヒント 819】2025.12.25

組織の精神とは、仲よくやっていくことではない。組織における判定基準は、成果であって仲のよさではなない。
『経営の真髄』<下>p.73

ドラッカーは「成果中心の精神」といいます。しかも凡人が非凡な成果をあげることを目指しています。

そのための「精神」です。精神とは人間の内面的な活動のことです。心の向きといってもよいかもしれません。

その組織に属する人たちの心は成果に向いているのか続きを見る…

トップの育成【経営のヒント 818】2025.12.15

情報化組織にとってさらに難問となるのが、トップとなるべき人間の育成と選抜である。
『経営の真髄』<下>p.69

ドラッカーは「情報化組織」にシフトしているがゆえのマネジメント上の新しい問題を4つあげました。

  1. 専門家のためのキャリアと昇進システム
  2. 共通のビジョンの形成
  3. タスクフォースのための組織構造
  4. トップの育成

ドラッカーは難問といいました。なぜか。続きを見る…

タスクフォースのための組織構造【経営のヒント 817】2025.12.05

情報化組織が機能するには、組織の中の大勢の専門家、とくに地位の高い専門家の全員が全体を把握し、全体に焦点を合わせていることが不可欠である。
『経営の真髄』<下>p.68

ドラッカーは「情報化組織」にシフトしているがゆえのマネジメント上の新しい問題を4つあげました。

  1. 専門家のためのキャリアと昇進システム
  2. 共通のビジョンの形成
  3. タスクフォースのための組織構造
  4. トップの育成

ドラッカーによれば近代企業の誕生は、アメリカでは南北戦争の後、ヨーロッパでは続きを見る…

共通のビジョンの形成【経営のヒント 816】2025.11.25

情報化組織が機能するには、組織の中の大勢の専門家、とくに地位の高い専門家の全員が全体を把握し、全体に焦点を合わせていることが不可欠である。
『経営の真髄』<下>p.68

ドラッカーは「情報化組織」にシフトしているがゆえのマネジメント上の新しい問題を4つあげました。

  1. 専門家のためのキャリアと昇進システム
  2. 共通のビジョンの形成
  3. タスクフォースのための組織構造
  4. トップの育成

まずは、1. 専門家のためのキャリアと昇進システムに、次いで2. 専門家に対し、いかにして共通のビジョンと全体像をもたせるかという問題があります。

そもそも企業は、共通のビジョンを抜きにして有効に機能することはありません。なぜなら一つの目的(使命)もって存在する人間集団だからです。そして目的実現のためにビジョンは必要です。

それゆえ組織全員が共通のビジョンに向き合う必要があります。専門家も例外ではありません。いや主役である専門家こそがビジョンにコミットメントする必要があります。なぜなら現代の組織は、専門知識を顧客価値に変える人間集団だからです。

「データに意味と目的を付加したものが情報である」とドラッカーはいいます。データを情報に転換するには専門家による知識が必要です。そして、データに意味と目的を付加するには、ビジョンが不可欠です。情報化組織が生み出すものが価値を生むかどうかは共通のビジョンしだいだということです

もう一つ重要な側面があります。専門家としての誇りと意識を評価し、強化することです。マネジメントとしての道が狭まり、専門家として生きていく必要があるからです。複線的なマネジメントが必要だということです。

 

佐藤 等(ドラッカー学会共同代表理事)

 

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