HINT
『断絶の時代』第5章は、「経済のグローバル化」がテーマです。
グローバル化は、今でこそ当たり前になりましたが、この本が書かれた1969年当時は、この言葉が出現したばかりでした。
ドラッカー博士は、グローバル化の原因の一つを次の言葉で言い表しました。続きを見る…
今年最後の【経営のヒント】は、『断絶の時代』第二章「新産業の誕生」からです。
1969年に書かれた本書で紹介された新産業は情報産業、海洋産業、素材産業、都市開発の四つです。それ以前の牽引役は、農業、鉄鋼業、自動車工業だといいます。続きを見る…
今日は、『断絶の時代』第一章からです。成長の時代から発展の時代へ。
ドラッカー博士は、この著書を著した1968年から遡ること55年の1913年から経済は発展していないと指摘しています。成長はしたが、構造的にはなんら変化がないと。つまり規模的に拡大しているが、質的には変化がないといいます。続きを見る…
今日から取り上げる『断絶の時代』は、1969年に発刊され、ドラッカーを現代社会最高の哲人として不動の地位につけた一冊です。ドラッカー教授の著書は、マネジメント系の著書と社会生態学系の著書に分けられます。「社会生態学」は、ドラッカー教授ご自身が名づけたものであり、観察者ドラッカーの別名です。続きを見る…
『明日を支配するもの』の第4章は「情報が仕事を変える」です。
さすがにITという言葉も聴きなれた感がありますが、10年前くらい前だと一般的ではなかったはずです。ドラッカー博士は言います。これまではITのTの時代、これからはITのIの時代だと。つまりは技術から情報へ価値の移動が進むという意味です。続きを見る…