経営のヒント

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15.経営の真髄

個と組織を調和させる最有力の方法【経営のヒント 810】2025.09.25

MBOによるマネジメントこそ、共通の利益を全員の目標に代えることのできるものである。
『経営の真髄』<下>p.53

組織が求めるものは、個の強みと責任を全開にすることです。そのためには、全員のビジョンと活動を共通の目的、すなわち組織の使命に向けて方向づけることです。続きを見る…

自らに高い要求を課す【経営のヒント 809】2025.09.16

MBOのよるマネジメントは自己規律を要求する。自分に高い要求を課すことを強いる。
『経営の真髄』<下>p.52

ドラッカーは大胆な前提を掲げました。「MBOは、人というものが、責任、貢献、自己実現を欲する存在である」

もう一つの前提は、「人というものが、ほぼ期待されたとおりに行動することを知っている」というものです。続きを見る…

自分でマネジメントする【経営のヒント 808】2025.09.05

MBOの最大の利点は、自分の仕事ぶりを自分でマネジメントすることにある。
『経営の真髄』<下>p.51

MBO、自己目標管理の本来の目的は自分で自分の仕事ぶりを評価するところにあります。自己目標管理は、組織やチームという場において仕事をとおして自己成長するためにあります。続きを見る…

上司と部下の間のコミュニケーションは下から上が原則【経営のヒント 807】2025.08.25

相互理解は、上へのコミュニケーションによって得られる。上司が耳を傾ける姿勢と部下の声が伝わる仕組みを必要とする。
『経営の真髄』<下>p.50

ドラッカーは、相互理解のための方法としてマネジメント・レターを紹介しました。レターの内容は、おおよそ以下のとおり、続きを見る…

組織の目標の設定に参画する【経営のヒント 806】2025.08.05

目標は、自分が属する部門への貢献によって規定しなければならない。
『経営の真髄』<下>p.48

貢献によって規定するとは、必ずしも明確な数字によって規定されるものではないことを意味しています。典型的な誤りは、販売部門で単に部門部目標を各担当者に割り当てるような方式での目標の設定です。これでは部下の強みを生かした部門運営はできません。続きを見る…

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