HINT
「顧客こそ事業である」というのが、この章のタイトルです。あまりにストレートな表現ですがドラッカーらしい言葉ですね。この章は、「企業を外部から見る」から始まります。これまでの内部から見た分析ではわからない、<そもそも企業が適切な事業を行なっているか>をいかにして知るかがこの章のテーマです。私がセミナーなどで<事業とは><事業の目的とは>を説明するときに使っているのが次の言葉です。
続きを見る…
今日は、第5章「コストセンターとコスト構造」です。前回に引き続き分析に関する章です。ドラッカーは、コストに関して面白いことを言っています。「ほとんどの企業において、毎年、春の鼻かぜと同じように、コスト削減キャンペーンが行なわれている。(中略)しかし半年もすれば、コストは元どおりとなる。」思わず笑ってしまいます。続きを見る…
『創造する経営者』の原書のタイルは、『Managing for Results』日本語では、「成果をあげる経営」です。ドラッカーは、成果を上げるためには今置かれている状況を確認することが重要であることを力説してます。著書『経営者の条件』では、時間分析からはじめなければならないとしています。続きを見る…
今日は、第3章「利益、資源、見通し」です。関連性がわかりにくいタイトルです。これらの関係を簡単に言うと次のようになります。<利益>は売上に比例するが、コストは作業量に比例する。多くの場合、ごくわずかな<利益>しか生まない作業に経営<資源>を投入している。したがって将来の<見通し>をもって商品、サービスを選択し、経営資源を有効に使わなければならない。だいたいこんなところを言っています。続きを見る…
『創造する経営者』も今回で5回目。それなのにやっと1章終わっただけです。思わずのめり込んでしまいました。すみません!続きを見る…