MANAGEMENT HINT
新年がスタートしました。本年もよろしくお願いいたします。コロナ禍で変わりつつある顧客の価値観。それをとらえずにマネジメントの成功はありません。「顧客にとっての価値は何か」をあらためて問う機会が到来しています。さて今回のドラッカー教授の言葉です。
第四に、市場では、供給側とくにメーカーが主導権を持つとされた。製品やサービスの情報は供給側が持っていた。
『経営の真髄』<上>p.91
この常識も1970年代頃から反転しだしました。今や情報をもっているのは顧客側です。続きを見る…
第三に、事業は、必要とされるあらゆる活動を同一のマネジメントの傘下に置くことによって、最もよくマネジメントされるとされた。
『経営の真髄』<上>p.90
すべてを傘下に置くことが有効であると考えた時期がありました。しかし常識は反転しました。事業に関する知識が、専門化、高度化したためすべての活動を内部で行うには費用がかかりすぎるからです。続きを見る…
第二に、従業員のほとんどがフルタイムで働く者とされた。
『経営の真髄』<上>p.90
それゆえ当然のことながら、一カ所からの収入で生計は賄われていました。ところがこの考え方が逆転しています。続きを見る…
第一に、企業が主人、従業員が従者とされた。
『経営の真髄』<上>p.90
1870年前後に企業が誕生したとドラッカー教授はいいます。ところが100年後の1970年ごろ、5つの常識が逆転したといいます。続きを見る…
50年に及ぶ職業人生活は、一種類の仕事にとっては長すぎる。
『経営の真髄』<上>p.86
若年人口の減少の他にも、まったく新しい現象があります。組織の短命化と職業人生の長期化という新しい現実がそれです。続きを見る…