MANAGEMENT HINT
昨年末から人のマネジメントにおける人がもつ5つの側面に焦点を当てたメルマガを
お伝えしています。
5つの側面を示した原理の復習からです。
人のマネジメント上考慮すべき側面は5つある―
1.生理的な側面、2.心理的な側面、3.社会的な側面、4.経済的な側面、5.政治的な側面である。
<マネジメントの原理45>
新年あけましておめでとうございます。
新憲法下で初めての譲位を迎える1年。
節目の一年になることは間違いありません。
大きな時代観からいうと明治から現在までの151年の約半分が戦後です(74年)。
その約半分が平成ということになります。
日本が組織社会となったのが戦後です。
日本では60年代まで企業で働く人の方が少数派でした。
その意味でマネジメントの存在意義を自覚してから50、60年程度しかたっていないことに
なります。
今年もお読みいただきありがとうございます。
平成の約半分にわたって毎月3回発行してきて今回で575号、16年目の締めくくりのメルマガと
なります。
今回から5回にわたり人のマネジメントにおける人がもつ5つの側面に焦点を当てて説明したいと
思います。
前回掲げた原理の確認です。
人のマネジメントは、人の多面的な側面を理解して行なう
<マネジメントの原理44>
仕事のマネジメントは、人のマネジメントの土台である
<マネジメントの原理41>
前回示した重要な原理です。
同時にこのようにマネジメントを分けるには理由も明示しました。
これも重要なポイントなので原理として掲載しておきます。
仕事のマネジメントは、論理的、分析的な世界である。
<マネジメントの原理42>
人のマネジメントは、非論理的、情緒的な世界である。
<マネジメントの原理43>
仕事のマネジメントが論理的、分析的な世界であることは、
566号から記してきました。
これから非論理的、情緒的な世界である人のマネジメントの領域に入ります。
今年も残すところ1ケ月となりました。
年初から続けてきた原理のマネジメントも、今日から人のマネジメントに移行します。
その前にこの連載を始めるに当たって確認のため当初、冒頭に必ず記述していた次の言葉を
思い出したいと思います。続きを見る…