経営のヒント

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15.経営の真髄

人々が成果をあげられるようにすること【経営のヒント 666】2021.07.15

マネジメントの役割自体は変わっていない。それは、共通の目的、共通の価値観、適切な組織、訓練と自己啓発によって、人々がともに成果をあげられるようにすることである。
『経営の真髄』<上>p.44

マネジメントの役割は、組織がミッションを果たすために、顧客に適切な製品やサービスを提供することです。そしてもう一つ。それは人々が成果をあげられるようにすることです。
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マネジメントの修得【経営のヒント 665】2021.07.05

今日にいたってなお、マネジメントの地位にある者自身がマネジメントのもたらしたものの意味を理解していない。自分がどのような文体で話しているかを知らない、モリエールの戯曲『町人貴族』に登場するジョルダン氏と同じである。彼らは自分がマネジメントしていること、あるいは間違ってマネジメントをしていることに気づいていない。
『経営の真髄』<上>p.43

17世紀にルイ14世の宮廷で初演された『町人貴族』は、貴族になりたい愚かな金持ちの町人を主人公とした戯曲です。主人公のジョルダンは、貴族の服を着たり、教師から貴族が身につけている音楽や武術を学ぼうとしたりしますが、貴族になれるものではありません。その成就されない願望によって引き起こされる滑稽な言動を演じ、人々を笑わせます。続きを見る…

マネジメントに求める真摯さ【経営のヒント 664】2021.06.25

マネジメントとは貢献の責任である。地位や肩書、権限ではなく、貢献の責任がマネジメントの仕事を規定する。したがって、マネジメントに要求される資質は、頭の良さではなく真摯さである。
『経営の真髄』<上>p.42

マネジメントは、組織をつくり、組織に方向づけを与え、一体化させ推進させる機能をもっています。それは、すべて人の力によるものです。
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マネジメントは体系である【経営のヒント 663】2021.06.15

体系としてのマネジメントを理解しているならば、マネジメントのスキルに優れていなくとも、一流のマネジメントとして成果をあげることができる。
『経営の真髄』<上>p.35

マネジメントとは体系であるという。個別のスキルではなく、体系が最も重要であるということです。

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マネジメントを身につける基本姿勢【経営のヒント 662】2021.06.07

マネジメントにはサイエンスの要素があるが、サイエンスそのものではない。マネジメントとは実務である。
『経営の真髄』<上>p.33

マネジメントにはサイエンスの要素があります。それえマネジメントの仕事は、体系的に分析し、学習することができます。サイエンスといっても物理や化学の類の科学とは異なります。物事を原理原則で説明する理路をもっている、つまり論理的な側面があるということです。

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