MANAGEMENT HINT
<マネジメントと人間力>をテーマに綴っています。ここ数回は、社会人に必要なものとして伊與田先生が挙げられた<知識、技術、習慣、道徳>のうち「習慣」をテーマとしています。
前回は、ドラッカー教授の成果をあげる習慣的能力、コビー博士の「7つの習慣」、ベンジャミン・フランクリンの13の徳目をみてきました。
「習慣」には、「何を」という習慣化すべきかと「どうやって」という習慣化すればよいのかという2つの側面からのアプローチが必要です。前回見てきた三者三葉の習慣も、すべて「何を」という対象に関するものです。
<マネジメントと人間力>をテーマに綴っています。復習になりますが、社会人に必要なものとして伊與田先生は、<知識、技術、習慣、道徳>を挙げ、前二者を末学、後二者を本学に分けました。
ここ数回は、「習慣」に焦点を当ててドラッカー教授の成果をあげる習慣的能力、コビー博士の「7つの習慣」、ベンジャミン・フランクリンの13の徳目をみてきました。
新しいテーマ<マネジメントと人間力>の9回目です。前回は、何を習慣化すべきかを述という観点からコビー博士の『七つの習慣』を紹介しました。
1 主体的であること
2 終わりを思い描くことから始める
3 最優先事項を優先する
4 相互依存のパラダイム
5 まず理解に徹し、そして理解される
6 シナジーを創り出す
7 刃を研ぐ
新しいテーマ<マネジメントと人間力>の8回目です。前回は、本がしっかりしていないと末も生きないということを確認しました。つまり知識や技術という末学だけでは、何事もなすことができない。そのためには本学と呼ばれる人間学の修養が不可欠であるということです。そして人間学には、習慣という側面と道徳という側面があるということです。人間を相手にしているため「側面」という言葉を使いました。
さて今日は、成果をあげる能力以外の習慣にも目を向けてみます。つまり社会において人生をよりよく生きていくには、業務知識やそのスキルだけでなく、どんな人生知識をトレーニングによって身につけるかが重要です。
新しいテーマ<マネジメントと人間力>の7回目です。前回は、ドラッカー教授の言葉から「何を模倣の対象とするのか」を考えてみました。現代では技術や知識は、模倣の対象というよりもトレーニングの対象と考えるのが妥当です。たとえば会計という、いわば経済言語をトレーニングにより身体能力化することで使える知識に転換するのです。